おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

クライミングには「真理」がある/クライミングメモ38(ジム34、江戸川橋27、パス45)

ボルダーの奥壁、舟壁で軽く登った後、Kハマさんとリード。
だが、連登の疲れがあるのか、動きが冴えない上に、左手の中指、薬指が先日からどうも痛くて、仕掛りのオレンジ12bcも、さっぱり進まない。

オレンジの核心、箱のところだけを軽くトライしてみたら、後ろで見ていたHヤマさんがアドバイスしてくれて、箱の足位置がわかった。アウトサイドに置いて振り気味に次を取るのがポイントで、わかってしまえば確かに足はすべらない。教えてもらったお陰でわかったとはいえ、パツパツできついムーブであることは間違いない。


ロープをつけずに黒12cのスタートだけを少し触ってみたが、これは出だしからオレンジよりさらにきついムーブ。左手でポケットを取るところが、いかにも指に負荷がかかるので、すぐあきらめた。指が治ってからのトライにした方がよさそう。
そもそも、このルートにトライするには、自分のクライミング力(フィジカル)では、少し足りていない気がする。
とは言え、今できることを100回やっても、今できないことができるようになるわけではない。つまり、そもそものクライミング力を上げるためには、今できないことにこそトライしていかなければならない。「卵が先か鶏が先か」という話のようだが、「どっちも食べろ」ということだ。


50氏がオレンジにトライして、さすがにスタートのランジは1発で止めていた。が、その後はテンテン。苦手系らしい。彼がテンテンだと、12bcというのは辛いのではとも思えてくる。
その後、スタートのコツを教えてもらう。最初、自分がやっているのを後ろで見ていて「最初から左足を切るつもりになってるが、左足を残す意識で」と言われて、驚いた。先日、I崎さんが言ってたのと同じことだからだ。
さらに、「右に孤を描くように」とHヤマ氏と同じことも言う。
うーん、やっぱり上級者の意識するムーブのポイントというのは、みな同じなのだね!つまり、クライミングには「真理」がある、ということ。これには非常に感心した。
で、前回Hヤマ氏に言われた時は、「孤を描くように」というのが、いまひとつピンと来なかったのだが、50氏にいろいろ教えてもらって、だいぶわかってきた。

ポイントメモ
・まっすぐに上にジャンプをしようとすると、膝が正面につき出すので、どうしても壁から後ろに体が剥がれるようになる。これはダメ。
・壁にそって孤を描くような意識で飛ぶことで、膝が壁から離れない。。
・そのため、左足は真上乗せて「ジャンプ」するのではなく、左横に蹴る感じにする。そうすれば自然に「左足が残る」感じになる。
・左手も横に引くような意識で。極端に言えば、曲げなくてもいいくらい。

何度かやっていたら、ちょっと感じがつかめた。

同じホールドを取る動きなのに、ヘボな自分と、上級者とでは、全然ちがうムーブ(動きに対する意識)であることが、とてもよくわかった。これはたぶん、自分だけでやっていたら、一生気づかないだろう(なぜなら才能がないから。クライミングは才能で決まる)。
その意味で、上級者に直接アドバイスしてもらえるというのは、なんとありがたいことであるか!感謝感謝です。


町を歩いていても、そこかしこで春の花が咲いている。予報では、今度の週末は暖かくなりそうだ。
そろそろ「ヒロシ君」にも会いに行きたくなってきたな。
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by seeyou44 | 2015-03-15 23:59 | ジムクライミング


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