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おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

不思議……/クライミングメモ25(ジム22、江戸川橋15、パス33)

陽光に少しだけ春の温もりが感じられる。
外岩日和だからであろう。ジムに着くと、常連さんの姿は少なく、レンタルシューズの若い初心者グループが多い。楽しそうに笑いあいながらピンク課題をトライしている若者の姿を見ていると、こちらも和やかな気持ちになる。

リードエリアには、だれもいない。仕方ないので、ボルダーに。
落としていない課題の中から、なんとなく、100度壁の赤7をトライしてみた。最初のスローパー保持は、コツがわかれば簡単だった。その次のカチ取りが遠い。一度、取り損ねて落ちた時、少し指を傷めてしまった。左手中指に力を入れると、腱に微妙な痛みが。来たばっかりなのに…。

だが、大したことはなさそうなので、テーピングをぐるぐる巻にして半固定して続ける。
6,7トライ目くらいで、左手カチが持てて、そこからはゴールまで行けた。久しぶりに赤を落として嬉しかった。

その後、Hヤマ氏、50氏がリードをやるというので、混ぜてもらうことに。
左1面ハング壁には、新しく「オレンジ12c」という課題が設定されていたが、設定者のスタッフI崎さんも未登ということで、試登をしていた。このジムに通ってもう5年以上になるが、I崎さんがリード壁で登っているのは初めて見た。
当然ながら、するすると簡単そうに登ってしまったのだが、降りてきて言うには、思ったより易しくて、グレードは「12b」くらいではないか、と。
もっとも、その後で登ったHヤマ氏も50氏も、テンションが入っていたところからすると、そこそこ難しいのではないかな? Hヤマ氏によると、(ランジになるスタート以外は)足を残してじっくり登る「外岩的な良いルート」ということ。それはぜひ登りたい。
いや、このオレンジだけではなくて、黒12cだって触りたい。ミントには、いい加減、飽き飽きしてるのだ。だが、ミントを片付けないまま他のルートを触るのは、なんだか気持ちが悪い。早く片付けないと。

アップで青10cを登ったら、ポケット的なホールドで、さっきの中指が少し痛み、力が入れにくい。左手でのきついポケット保持が出てくるようなルートは、多分登れないだろう。
だが幸いなことに、ミントはガバとスローパーだけで構成されていて、指に悪そうなポケットは無い。助かった。

Hヤマ氏にビレイをお願いし、本日の1便目。下部はなんの問題もない。そして核心のスローパーで、はじめて左手が止まった! が、次のランジを出そうと微妙に体勢を整えたところで、右手がスッポ抜けた。残念、惜しかった。これまででいちばん、ゴールに近づけた。

2便目は、スローパー保持で落ちる。ランジ出しの体勢までいかず、1便目よりも悪い。が、それでも左手は3秒位は止まったかな。昨日までよりは確実に進歩している。あと1手だ!

・ミント12b、本日2便、計19便。

個々のムーブはもう完全にできていて、頭の中のイメージでは、何度も完登している。それなのに、どういうわけかそれが現実化しない。そのことが、むしろ不思議だ。。。世の中には、不思議なことがあるものですね。
by seeyou44 | 2015-02-21 22:42 | ジムクライミング


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