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おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

ミントの煮詰め/クライミングメモ24(ジム21、江戸川橋14、パス32)

昨日に続いて江戸川橋。昨日は、実質的に2.5本登っただけなので、疲れが残っている感じはない。
Sキさん、およびSキさんと同じ山岳会のIさんがいたので、混ぜてもらう。

アップの後、ミント12b、1便目。下部はほぼ問題なし。ムーブはスムーズ。しかし、ゴール1つ前スローパーが、止まらない。

2便目、同じくスローパーまで。終盤で上から2つ目のクリップと最終クリップを、まとめて行っているが、ややモジモジした。ここは上から2つ目のクリップは、飛ばした方が良さそう。そして、クリップするときの姿勢も正対っぽく向き合ってした方が楽なようだ。さらに、次の左手を取ったあと、これまでは足を左のホールドに乗せて、いったん左手だけの保持で右手をチョークアップしていたが(今までは、ここで右手でクリップしていたため)、そんなことをせずに、いきなり右足を右ホールドに乗せた方が良さそう。左手の消耗を多少なりとも防ごう、という考え方。

3便目、中間からやろうかどうか迷ったが、腕のヨレ感がそれほどないので、スタートから。
下から3つ目と、上から2つ目のクリップを飛ばす。また、最下部のクリップも飛ばしているので、全部で3つ飛ばしていることになる。このうち最下部のクリップは、もともと低すぎるので(背が高い人は床からでも届く)、必要性を感じない。3本目と4本目のクリップも、もともと2本まとめてクリップしていたところの下を飛ばしているだけなので、実質は変わらない。
ただ、上から2つ目を飛ばしたのは初めてなので、ほんの少し、躊躇があったかもしれない。最後がスタティックなムーブならともかく、ランジになるところなので、やや思い切りが必要になる。

そしてまたしても、同じスローパーで落ち。ただ、昨日まではまったく触れただけ、という感じだったのが、今日はほんの少し粘りながら落ちた。見方によっては、0.5秒くらい止まった、と言えなくもない。

しかし、フォールはフォール。登れていないものは登れていない。がっかり、である。

すでに17便を数え、下部のムーブやクリップ位置についてはさんざん検討し自動化に近くなっている。省力化のため、クリップも飛ばせるところは飛ばした。つまり、ムーブの改善の余地は、ほとんどなくなっている(唯一、下部のヒールの後がもうちょっと改善できるかも?)。もう、煮詰まってきているのだ。

それでも登れないなら、すなわち、本質的に力が不足しているということではないか? 今の自分の力では登れない、もう1段階クライミング能力を強化しないと登れない、ということではないか?

ムーブの改善と違って、本質的なクライミング力の強化となると、2週間や1か月でどうにかなるものではない。それこそ、ワンシーズンあるいは半年くらいかけて、計画的にトレーニングを積んで、少しの成果が得られる、というものであろう。
もしこのルートを登るための本質的なクライミング力が不足しているのであれば、トライを続けることは、時間と労力の無駄かもしれない。クライミング力を1段階アップしてから、トライした方がいいのかも。

そんなことを、ちょっと考えさせられた。

・ミント12b、本日3便、計17便

なお、本日のシューズはHFにリソールした2号。リソールしたてなので、ややなじまない感じもあるが、具合は悪くない。
この2号は、個体差なのか、他の3足に較べて、若干ゆるい感じがする。幅が少し広いような?
経験上、水洗いすると縮むので、洗ってみた。どうなるか。。。
by seeyou44 | 2015-02-20 01:00 | ジムクライミング


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