おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

デザートソング(12a)をRP/クライミングメモ51(外6、河又5)

4連休の初日。Kすけさんと河又に。途中から、ねねさんも合流。
当初、1泊有笠のプランもあったのだが、Kすけさんが都合により日帰りということで、どうせ日帰りなら近場で、しかも2人とも宿題の残っている河又にしようということになった。
いつもより30分早い、7時に和光市駅集合。東京の予想最高気温は27度で、早朝から完全に初夏の雰囲気、半T1枚で出る。
連休初日なので、道路はやはり混んでいる。9時30分くらいに団子屋に到着。普段は7時半発で、9時15~20分くらいのことが多いから、40分くらい余分にかかったことになる。早めに出てよかった。

しかし、岩場は空いていた。
我々を含めて、20人はいないだろう。シュテファンの方に行っているパーティーもいたので、コウモリ岩は15人くらいか。トライするルートもそれぞればらけているので、印象的にはガラガラに近い。連休ということで、河又クライマーの皆さんも、遠くの岩場に泊まりでお出かけなのだろう。

アップを2本登って、デザソンのところに行くと、ちょうど女性が登る準備をしている。声をかけて聞いたところ、次に登る人は特にいないということなので、次に登らせてもらうことにする。
その女性の登りを見ていると、核心部分で「限定」ホールドは使わず、左手アンダーから右手棚を取っていたようだ。棚の持っている位置は、頂点より少し右あたり。
そして、綺麗に登り切った。見事にRPで、いい登りであった。前の人が綺麗に登ると、自分もいいイメージが植えつけられる。
降りてきた彼女に、ムーブなどを少し聞いて、自分の番。核心部はいつものムーブで出すも、右手を出すときに左手が外れて落ちる。ん?わずかに湿っぽいかも?
入念にブラッシングをして、ムーブ練習。

なるほど、棚のてっぺんあたりも、持てなくはない。ちょっとかかりのいいスローパーという感じか。自分が今まで持っていたやや左にある突起だと、かかりはいいのだが、両手を右に引く感じになるので、身体のバランスが悪い。
一方、頂点付近を持つと、真下に引けるので、ホールドは少し甘いが、体のバランスはずっといい。
そして、棚の上部で右手を止めるなら、そこからコルネ下部はすぐ近く。それで、以前から考えていた、ミニカチピンチから直接棚の下部にデッド、というムーブを試してみた。いつも棚にマッチするときに落ちていたので、マッチを飛ばしてはどうかという発想だ。
すると、止まった。
ミニカチピンチは、先週、一期一会トライの強いクライマーから、「誰も使わない悪いホールド」と言われたが、そうでもない。そこが取れないことは、まずない。そして、コルネ下部のピンチもいい。
だから、ミニピンチからコルネ下部に直接に届くなら、バランスが悪かったり、ホールドが甘かったりする棚マッチのムーブより、こちらの方が楽そうだ。

しばし休んで2便目。Kすけさんが持参した汗止めの「ミョウバン水」を借り、手に塗りこんでから、液チョーを塗って挑む。
核心までは問題なし。核心は、左手ガストン→3ピン目クリップの後、右手ガバピンチ→左手棚穴→右手ミニカチピンチ→左足上げ→右足上げ→右手をコルネ下部にデッド。止まった!→慎重に足を上げてから左手でコルネ上部のガバ、取れた!
思わず「できた―」と声が出る。
ガバで両手を2度ずつシェイクのレストをし、先に進む。
後半は、よほどのことがなければ、落ちることはない。無事に終了点にクリップし、デザートソング(12a)「限定」ガバ未使用で、RP。
数えてみると、去年の11月に初めて触ってから、今日を含めてのべ11日を費やしている。出した便数は数えていないが、日数からすると、35便前後か?
長かったなあ。。。登れて嬉しいというより、やっと終わったというか、ほっとした気持ちの方が大きい。
ミニカチピンチを使うことで、たぶんオリジナルムーブとは違うとは言え、こだわっていた「限定」ガバを使わないムーブで登れたので、十分に満足だ。

自身初の12aのルートだが、正直、12aという数字自体に大きな感慨はない。まだまだ長く続くであろうクライミング人生の中で、ようやく一つの通過地点を通過したか、というところだ。

また、自分が12(トゥエルブ)クライマーかといえば、全然そんなことも思わない。12クライマーとは、12ノーマル(12bや12c)のルートなら、OS、またはそれに近い少ない便数で登れる実力を伴ったクライマーだと思う。
自分にとって大切なのは登ったルートのグレードの数字ではなく、これからどこを登れるのか、どれだけの実力があるのか、そして一番大切なのは、どれだけ楽しくクライミングができるのか、ということだ。

ルートが空いていたこともあり、午前中の2便目で早々に目標を達成してしまったが、まだ時間はたっぷりある。
ねねさんが大五郎にトライ。そして、大五郎ラインにヌンチャクがかかっているので、自分は次に登りたいと思っていたドラゴンストリートにトライすることにした。
大五郎から分かれたあとの、ドラストライン分のヌンチャクを持ち忘れており、下から上げてもらうというトラブルもあったが(反省)、まずはヌン掛けしながらトップアウト。
午後の遅い時間になってきて、陽がよくあたる。ムーブもホールドも、わからないところだらけで、冷や汗の混じった汗でぐっしょり。シロッコは軽いとは言え、やはり暑い。

2便目は回収便。
まず、大五郎から別れるところのルート取り(どの辺の高さまで大五郎ラインを登るのか)がよくわからず。その後のムーブは、なんとなく見当つけたが、1か所、コルネガバを取った後のムーブだけがブランク。コルネガバから直接、左上の豆ホールドを取りに行くのは、遠すぎる気がするのだが、、、うーん?やってればできるのかな。見落としているなにかがあるのか?
デザソンとは全然タイプの違う、長い薄かぶりを、決して悪くはないが、微妙なホールドを使って登るルート。これはこれで面白いが、暑い季節にはつらいかも。ミョウバン水を作っておこう。

Kすけさん、渾身の「小作人」トライも、惜しいところでフォール。前回からワンテン地獄の様相だが、デザソンで同じような状態だった自分には、気持ちはよくわかる。次回は必ず登れます!ガンバ!
ねねさん、大五郎に初めて触り、2便目にして、ゴール直下のワンテン(惜しかった!)に持ち込む。しなやかで柔らかいムーブが素晴らしい。次回は必ず登れるでしょう!

6時ごろ下山開始。でちょうど夕立が降りだした。
帰りはRP記念に牛角で焼肉&ビール(Kさんは運転があるのでノンアルコールビール。すまん)。焼肉なんか食べたのは、1年以上ぶりだが、たまに食べるとおいしいね。

●天気&装備メモ
東京の予想最高気温は27度!完全に初夏だ。
暑がりで汗かきの自分には、厳しいシーズンがやってきた。
出かけるときは当然半T1枚。ザックにはタンクトップと、念のためにWBを入れる。ボトムはバーブパンツ。
行きのアプローチですでに汗まみれ。現地に着いたらまずタンクトップに着替えた。
ただ、岩場は涼しい風も吹き、さほど暑くはない。トライ中はほぼタンクトップ。中には上裸のクライマーもいた。一方で、ダウンを着てるクライマーもいたのが、おかしかった。

シューズはソリューション(HF改)。結局、デザソンを登らせてくれたのはこのシューズだった。まあ、VXiでもそう変わらなかったと思うが。

Kすけさんがミョウバン水を作って持ってきていた。
(ミョウバン水情報)
http://blog.goo.ne.jp/wagayuku/e/f5c2e56114ea8fb253d71034c539fe73
初めて試したが、なんとなく、効果がある気もする。ミョウバンは安いので、今度自分でも作ってみようと思う。
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by seeyou44 | 2014-05-04 20:42 | 外岩クライミング


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