おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

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クライミングメモ129(外17、聖人岩1)暑さか、蚊か

9月1回目の3連休。
Sキ氏、Oトモ氏とともに、土日1泊で小川山クライミング、と予定していたが、台風18号の接近ということで、生憎の悪天。
一応、シュラフ等の宿泊用具を持ち、朝6時に集合。しかし、その場で天気予報を確認すると、今日は大丈夫そうだが、どう考えても明日は登れそうにない。今日は日帰りで、岩場はどこかもう少し近いところに変更することとした。
渋滞情報を見ると、中央道は早くも渋滞が始まっている。それで、甲府方面は避け、関越方面でと有笠でも向かいますかと。
しかし、渋滞情報をチェックしながら進むと、時間とともに関越にも渋滞が発生し、伸びてくる。帰りのことも考えると、日帰りで遠くまで行くのもねえ、ということで、急遽目的地を聖人岩へ変更した。

聖人岩は、去年の9月に「黒山賛歌」をRPしてから行ってないので、1年ぶり。
しかし、低地だけに、やっぱりまだ暑い!アプローチですでに汗だく。しかも朝から蚊が多い。小川山に行くつもりだったので、虫除け対策をすっかり失念していて、Sキ氏の虫除けスプレーを借りまくったが、それでも何箇所かは蚊に刺された。
暑いのでタンクトップか上裸で、下は七分丈パンツでいたいけど、蚊を避けるには半そでTシャツに長パンツというスタイル。蚊か暑さかのトレードオフに悩まされる。

アップルートは、「おっとりマミちゃん」5.9と、「ダイエットシェイク」10a。1年ぶりの割には、すんなり登れた。まあ、グレードから当然だが。しかし、次に聖人岩低グレードの名作、「梅好み」10bにトライしたら、あえなくテンション。。。過去に何度も登っているのに、悲しい。
このルート、核心の左トラバースの後、カンテ沿いのガバが、どうしても左隣の「風の子カンテ」のホールドのような気がして、遠すぎて納得いかない。Sキ氏の2便目トライの際に、「あのガバはダメ」という限定を勝手に作ったが、それでSキ氏があっさり登ってしまった。
自分も2便目トライ。しかし、そのガバホールドを使ってしまう。。。弱い。
納得いかず、もう1便トライしたが、今度は核心で落ちる。4便目で、ようやく限定バージョンで登れた。やれやれ。
面白いルートだと思うけど、10bは、辛くないだろうか?

アップから、梅好みの途中までは、薄手靴下+モカシムだったけど、案外悪くなかった。靴下を履かないと、靴の中で足が滑ってダメなのだけど、靴下を履いていれば悪くない。ハードなヒールフックがない課題なら、これで十分な気がした。が、本気トライでは、やっぱりソリューションを履いてしまう。

「テンが見ていた」(11b)、Sキ氏がマスターで登るも、「今日はもういい」ということで、自分が回収便。これも去年の9月に触ったが、そのときはテンテンだった記憶がある(RPはそれ以前にしている)。久しぶりに、触ってどうかと思ったが、ワンテンで登れた。下部も意外とすんなり行けたので、1年前よりは力がついているようだということで、まあ納得。
回収して降りるが、そのときに途中の回収用の残置ビナに自分のロープをかけなければならないところを、誤ってビレイヤー側のロープをかけてしまい、えらく苦労した。こういうところ、注意しなければ。

「ルミちゃんは気が早い」11a。下部が難しいということで、まずはトップロープで登り、ホールドとムーブを確認。
途中、2本目をクリップした後で、Sキ氏によれば、左のフの字型に切れ込んだガバを、アンダーでしか使っていけないという限定の情報が、ネットに出ていたという。確かに、隣のルートのホールドだろうが、アンダーは使っていいというのが?? まったく触ってはいけないというのなら、まだわかるのだけど。
実際のところはどうなのだろう?自分はそれを聞いたので、アンダーでしか使わずに登ったが。しかし、そのホールドはまったく使わなくても、登れそうではあった。
それよりも、ボルト3本目の直下、右にトラバースするところで、完全に右隣の「おっとりマミちゃん」の足ホールドを使うところの方が、自分的には気になった。限定するなら、あっちを限定したい気もするが。でも、両方限定したら、11aではないかも。

4時前だが。朝が早かったのでもう十分ということで、これでおしまい。
我々以外には、1組2名のパーティだけで、終始ガラガラだった。

「梅好み」を登るOトモ氏
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by seeyou44 | 2013-09-14 23:59 | 外岩クライミング | Comments(0)

クライミングメモ97(外岩10、聖人岩4)黒山賛歌11b、RP!

昨日の土曜。
先週に続いて、今週も聖人岩へ。
先週はYMD部長と、今日は久しぶりのW君と。
西武池袋線で8時44分吾野駅着の快速電車に乗る。途中、所沢のあたりで、車窓に雨が流れてくる。けっこう本降りの感じ。これはまいった。しかし、とりあえず向かうしかない。最悪、ベースキャンプへ転戦でもいいかと思っていたが、飯能あたりから雨はやみ、吾野に着くころにはとりあえず雨が降りそうな気配はない。
道はところどころ濡れたままで、岩場への踏み跡に茂る草もたっぷり水滴を携えており、脚を濡らす。顔にはときどきクモの巣がはりつき、今日はまだだれも通っていない気配だ。
案の定、岩場は無人。
地面は濡れているが、壁を触ってみると、コンディションは問題なさそう。聖人岩は、比較的雨に強い岩場かもしれない。
空は曇ったままだが、今にも降りそうといった様子でもない。しかし一応、「貂が見ていた」の下の、かぶった岩の下にシートを敷いて陣取る。万一雨が降ってきても、ここなら濡れない。

先週は残暑が厳しくて大変だったが、今日は一転して涼しい。タンクトップを持参したが、半Tのままでも十分涼しいので、着替える必要はなかった。時々薄日が差すと気温が上がって、蝉がいっせいに鳴き出すが、日がかげるとまた静かになるのが面白い。

まず、5.7、5.9、10aの3本でアップしてから、しばらく休憩。この休憩の間に、女性2人のパーティがやってきた。結局、本日はわれわれとこのパーティの計4名のみ。互いに登るルートもかぶらず、終日、とても静かな岩場で落ち着いたクライミングが楽しめた。

さて、本題の「黒山賛歌11b」。
まずはヌンかけをしながら、ムーブを復習する。もちろん、先週の今週だから、ムーブは覚えている。ホールドも染み出しなどの問題はなし。

2便目。携帯を適当な岩において、動画撮影をセットしてから登り始める。下部はスムーズにこなせて、中間のレストポイントでレストもしっかりできた。そして最後、右手の2本指ポケットを取ってから、左手サイド。今まではここで落ちていたが、声を上げて上のガバに出したら、取れた。
ようやくの完登。嬉しかった。
去年の6月に初めて触ってから、1年強。そのお触り便は除いて、今春に9便、先週4便、そして今日の2便目で、都合15便。グレードからすると、意外とかかったと思う。まだまだ、自分は下手くそだということだろう。
しかし、この黒山賛歌は、短い中に多彩なホールド、多彩なムーブが凝縮された、大変面白いルートだと思う。ぜひまた登ってみたい。
シューズは、ソリューション37(ステルスHF改)。

早々に目標を終えてしまい、次はどうするか迷う。
聖人岩11b3本組みの「モモンガキッド」をトライしようかと、ちらっと思ったが、達成感で気も抜けているので、以前登った「貂が見ていた」で遊ぼうかと。しかし、これが全然登れない。出だしの棚に乗るまでのムーブを完全に忘れていて、苦労した。
棚に乗ってからも、マスターだと各部が微妙に遠くて、テンション。なんとかトップアウトはしたものの、2便目は出す気になれず、さっさと回収したが、この回収も大変で大汗かいた。やっぱりまだまだ下手くそなのだ。

最後は、「梅ごのみ」10bでクールダウン、と思ったが、テンション。このルートは以前に触って、普通は持たないようなチビカチを持って、強引に登ったのだが、今回、正解と思われるムーブを発見した。
梅干のようなホールドを足で使うと、核心部がスムーズに進める。この梅干ホールドとムーブに気づかないと、かなり苦労するが、気づけば流れるように登れる。グレードは低いが、クライミングはムーブだと実感できる、非常に面白いルート。W君に言われて気づいたが、ルート名は、キーとなる梅干ホールドと関係していると思われる。

5時前くらいに終了。帰りは東吾野駅から。
人気が少なく寂しい駅だったが、改札で熊鈴(400円)を売っているのが面白かった。
蚊が大変多く、蚊取り線香、虫除けスプレー必須。



携帯なので画質が低い。やっぱりデジカメを買おうかな。。。
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by seeyou44 | 2012-09-23 18:49 | 外岩クライミング | Comments(2)

クライミングメモ92(外岩9、聖人岩3)まだまだ暑くて、汗だらだら

3連休なので、小川山か甲府幕あたりへ1泊で行きたかったが、パートナーが見つからず。1日だけ空いてる部長と聖人岩へ。
前回は5月だから、4ヶ月ほど前で、前十字靭帯損傷の前になる。
狙いはもちろん、登れていない「黒山賛歌」(11b)。

2時間睡眠になってしまい、激しく眠い。連日のクライミング+トレの疲れが抜け切らない感じで体は重かった。
おまけに、思っていたよりずっと暑い。日陰にいればまあまあだが、日向にいると暑くてたまらない。シートを広げた場所が午前は日陰でよかったのだが、午後からはしばらく日が当たってしまい、おちおち昼寝もしていられなかった。
そして、蚊も多かった。蚊取り線香と虫除けスプレーを用意したが、それでも数箇所刺された。
一応、通年の岩場ということになっているが、残暑の9月でこれだから、真夏はかなり厳しいだろうな。
少なくとも、日中気温が30度を下回らないと、限界グレードあたりでの本気トライには適さないだろう。

5.7、5.9、10aでアップのあと、黒山賛歌へ。
岩は乾いており、状態は悪くない。しかし、ずっと雨が降ってないからだろう、ホールドへのチョークの残りがすごい。1便目は、どうせムーブ&ホールド思い出しの各駅停車、ホールドをかなりブラッシングしながら登る。
しかし、思ったよりムーブを忘れている。手のホールドは覚えているが、足を思い出せないところが、何箇所かある。ちょんぼを交えながらトップアウト。やはり気温が高いのだろう。顔が汗だらだらになり、閉口した。
2便目は、1便目よりはスムーズになったものの、下部のクロスのところと、最後のムーブが解決しない。1便目の汗だらだらにこりて、タオルを頭に巻いて登ったら、だいぶましだった。
3便目は、ようやく全ムーブが解決。ただし、最後は最適ムーブなのかどうか、わからないまま。
4便目、4時くらいになって、日ざしが杉林にさえぎられ、ようやく涼しくなってきた。最終クリップの後、2本指ポケットまでは進んだが、そのあと左手サイドホールドを取れず。ここの足送りが、どうも難しい。すぐバランスが悪くなってしまう。
結局、以前と変わってない。
しかし、1日4便でここまでこれたのだから、やっぱり前よりは力はついているかな?
問題は最後のムーブだけなので、次回には登れると思う。忘れないうちにいけば、だけど。
本当は、これくらいのルートは、オンサイトとは言わないまでも、ゼロからやっても1日でRPしたいところだが。。。

帰りは、部長者で坂戸まで送ってもらったが、坂戸駅近くの温泉、ふるさとの湯に寄った。スーパー銭湯みたいな設備で、サウナ、露天風呂、マッサージ風呂、水風呂など、いろいろな湯があり、お湯自体は天然温泉。子どもが多いのにはへきえきしたが、風呂自体はなかなかよかった。水風呂、サウナも含めて、1時間ちかく入っていた。
寝不足で凝っていた体がかなりほぐれて、湯上りに大好きなマッサージ椅子をやる必要も感じなかった。

温泉も、800円を越えると、ちょっと入る気がしなくなるが、ここは750円で許容範囲。温泉マニアではないので湯の良し悪しはよくわからないが、設備は良いと感じた。750円なら適正だろう。
食堂のメニューを見たが、ここの値段は高くも安くも無い、普通の値段だった。風呂上りにビールを飲んでもよかったが、最近はしばらく酒をたっているのと、帰りの電車が面倒になりそうだったのでやめておき、タダの冷茶だけにしておいた。

駅まで部長車で送ってもらい、南口のパン屋へ。ここは、夜になると105円でパンを売っている。適当に3個買う。それから、駅の構内にある総菜屋で焼き鳥も2本買う。焼き鳥は電車を待つ間に、パンは2個を車内で食べて、夕食にした。
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by seeyou44 | 2012-09-15 23:59 | 外岩クライミング | Comments(0)

クライミングメモ47(外7、聖人岩2)「黒山賛歌」ワンテン地獄にはまり、悲しい

先週に続いて、聖人岩へ。
今日は部長と2人旅。
昨日は雨が降ったようだが、今日は晴れて風も多少あり、岩の状態は悪くない。
黒山賛歌(11b)をさっさと片付けて、久しぶりに「テン」でも登って遊ぼう、などと気軽に考えていたのだが。。。
1便目。まあ、いけたらマスターで、などと思いつつ登り始めるも、なんだかフットホールドをすっかり忘れてしまっていた。
でもまあ、マスターだしね、、、と言い訳しつつヌンかけ。
そして2便目、、、あれ?
3便目、4便目、、、うむう。。。終了点3手前の、2本指クラックまでは行くのだけど、どうしてもそこで落ちてしまう。このムーブではダメかも。。。
もう1グループとりついていた人たちがおり、その人たちのムーブ検討も参考にして、4便目ではハングドッグしてムーブを探り修正し、満を持して5便目。でも、やっぱり同じところで落ち。。。
ま、最後はだいぶ腕がヨレてたので仕方ないかもしれないが。
1回落ちて、そこからやれば登れるという、典型的なワンテン地獄。

朝までは楽勝ムードだったのに、まったく情けないというか、ふがいないというか。
なんで登れないのかなあ、、、と、さすがにちょっと凹んでしまった。

これでまた、来週も行かなければならなくなってしまったし。

帰りは坂戸駅前のパン屋で、弊店間際の1個105円になっていたパンを5個も買い、電車で2個だけ食べながら帰った。成増で東上線の各停に乗り換え某駅で下車し、久しぶりに家に帰ることとする。
でも、家にはネット環境がないので、途中でネットカフェに立ち寄り、これを書いている。
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by seeyou44 | 2012-05-26 21:23 | 外岩クライミング | Comments(0)

クライミングメモ44(外6、聖人岩1)「黒山賛歌」のトライに参加

久しぶりに越生の黒山・聖人岩へ。
部長、課長代理と、朝8時に越生駅で待ち合わせて、部長車で岩場へ。
コンビニを通り過ぎてしまい(岩場への道にはない)、途中でいったん戻って出直した。

聖人岩は去年の6月以来だから、ほぼ1年ぶり。
ついでに、他の石灰岩の岩場にも行ってないので、石灰岩も1年ぶり。
岩場は、我々含めて3パーティ、計9人とガラガラ。朝は暖かかったが、午後からは薄曇になり、少し風も出てきて、ビレイ中は半そででは寒いくらい。昼寝のときには長Tでも寒く、カッパを出して着た。朝の東京では半そでで十分だったのに。
人数、岩の状態などコンディションは悪くないが、体のコンディションは、イマイチ。昨日、一昨日とトレーニングで、体は中がバキバキの上に、睡眠時間2時間でかなり寝不足状態。それでも、狙いの「黒山賛歌」(11b)を、登る気まんまんだったが。。。

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by seeyou44 | 2012-05-20 23:59 | 外岩クライミング | Comments(0)

黒山賛歌11b、トライ開始(外14、聖人岩2) 

梅雨の合間の晴れ日、W君と聖人岩へ。聖人岩は2回目。
 
自分は西武線で吾野駅へ、W君の車に拾ってもらい、有料駐車場へ。
前日、仕事が深夜まで及び、しかも寝つきが悪く、ほとんど眠れなかった。行きの電車で少し眠れれば、と思ったがやっぱり眠れず。寝不足で体が重い。

本日の狙いは「黒山賛歌」11b。薄かぶりでカチが続くルートで、八月革命にちょっと似てるかも。
かかっていたヌンチャクを借りてトライ。岩はややぬめっており、一部染み出しもあった。

1便目は、ホールド&ムーブの探り。思った以上に難しい。終了点直下は、左から回るコースと、右から回るコースがあり、やさしそうな右から回ったが、ちょっと変な感じ。戻ってからネットで後から調べると、やはり右回りはNGらしい。まあ、そうだろうな。

2便目。1ピンはプリクリで。テンションを交えながらだけど、けっこういい感じでトップアウト(最後は右から)。

3便目。2便目でできたムーブができなくなった。全然だめ。一応トップアウトだけ。

黒山賛歌は、同じ11bだけど、「貂が見ていた」より明らかに難しい。でも、ムーブが豊富で、面白い。登ってみたいと思わせるルートだ。上部の左上ムーブはまったく試していないが、10便くらいで登れれば、って感じかな。今のところ。

その他

・ティータイム5.8 アップ

・コーヒータイム 10b アップ2本目、のはずが思わぬ苦戦。テンション交じりでTO。その後、TRで登る。リードだとけっこう怖いかも。

・ダイエット・シェイク10a ルートがわからずワンテン。わかってしまえば登りやすい。

・梅好み10b TR
W君がリードで登ったあと、黒山賛歌に降りながらヌン掛けをしようと、TRで。スリップしてフォール。けっこうしょっぱい。トップアウトしたあと、岩の上部をトラバースして、木を回って支点にして降り、黒山賛歌にヌン掛け。
しかし、ここでトラブル発生!ロープが岩の間にはさまって、ロープがまったく動かなくなってしまった。ビレイヤーに緩めてもらっても、微動だにしない。ボルトにヌンチャクでぶら下がり、ロープをハーネスから外して、ぶんぶん振っても、ダメ。
これには焦った。終了点から2ピン下のところだったので、ロープを結び、無理矢理登って、再び岩の上部に出て、ロープを外した。もう少し下まで降りていたら、ビレイされていないロープでフォールした時の衝撃が怖いので、登れなかったかも。スリングを持っていれば、マッシャーで登り返しもできたのに。
やはり万一のことを考えると、スリング2本、最低でも1本は持っておいた方がいい。

・おっとりマミちゃん5.9 クールダウン。

もう蚊がけっこう出ていた。次に行くときは、虫除けスプレーが必須だ。
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by seeyou44 | 2011-06-04 23:42 | 外岩クライミング | Comments(0)

奥武蔵クライミングトリップ(2)初聖人岩&初11b「貂が見ていた」(外11)

朝、4時くらいだろうか。寒くて1度目が覚め、毛布をもう1枚かけた。5時過ぎになると、外が白み始め、鳥の鳴き声が騒がしく、また目が覚めた。でも無理矢理寝続け、7時過ぎにようやく起床。空は晴れ、暖かい日になりそうだ。
7時45分くらいに出発。朝に来ると思っていた管理人は、結局来ない。電話をすると、今日は通じた。こたつの上に料金(1人1000円、計2000円)を置いておいてくれ、ということなので、その通りに。善意と信用を前提に成り立つシステム(?)で、これはこれで悪くない。

コンビニに寄り、朝食を食べながら聖人岩へ。正丸峠のあたり、道にはやたらとバイクが多い。自転車もちらほら。
顔振(かぶり)峠では、ランナーの姿もちらほら見かけた。思わず「ガンバ」と口に出る。林道脇のいたるところで、白く可憐な花が群生してる。アヤメだ。とても綺麗。

「100岩場」の地図をたよりに、駐車場についたのが9時過ぎくらいか。意外と早かった。荷物を降ろしてると、クライマーと思しき人が通りがかり、「クライマーさんですか?」と聞いてきた。
「はい。おはようございます」
「おはようございます。実は、ここ私有地で、いまちょっとキナくさい感じらしいんですよ…。こないだ、JFAのホームページに出てましたよ。金毘羅の件はご存知ですよね」
「ええ、もちろん知ってますよ。ここもヤバいんですか?」
「そうなんです。だから、このすぐ下に500円の有料駐車場がありますから、そっちに停めていただいた方がいいと思いますよ」
「なるほど。ありがとうございました」

というようなやりとりがあり、W君が車だけを有料駐車場に移動した。
迂闊にも知らなかったのだが、つい先日に聖人岩の駐車場問題がJFAのWebで告知されていた。
http://freeclimb.jp/news/data/2011/shoniniwa.pdf

親切な方に教えていただかなければ、迷惑をかけるところだった。本当にありがたい。
そして、自分たちのように、「100岩場」の地図をたよりに停めてはいけない駐車場に停めてしまう人もいるだろうから、「100岩場」を発行してるヤマケイでも、この点についてフォローすべきであると思う。

さて、さすがに柴崎ロックと違って、こちらは貸切とはいかない。自分たちも含めて5パーティ、20人近くのクライマーがいた。

・ティータイム(5.8):浮石あり。要注意。
・痛い魚の目(10a):ゴール下で左に寄り過ぎた?と思ったが、後でトポを見たら左のルートと途中から合流するルートだった。どうりで。

アップを終えて、本日の狙いは「貂が見ていた」(11b)。
「100岩場」に写真も出てる有名ルートで、前から登ってみたかった。
いままで登ったことのない限界グレードでもあるし、見た感じ、どっかぶりでえらく力が要りそうなルートだ。
しかし、どうも起きてから左腕の調子がよくない。左肩は、もともと調子が悪いのにくわえて、昨日がんばりすぎたせいかもしれないし、なれない布団で寝たこともあるかもしれない。とにかく、肩から肘にかけて、軽い痛みと、違和感がある。
手皮やツメが痛いのは、テーピングをしてごまかせるが、肩や腕ではそうもいかず、なかなか嫌な感じだ。

それで、「だれかヌンチャクをかけてくれないかな」と、様子を見ていた。が、一向にトライされる様子がない。同じく11bの黒山賛歌、の方はトライされているのだが。。。
トライをするとは言っても、登れるかどうかはわからず、もちろんOSを狙っているわけでもない。どうせムーブを探りながら何便か出すことになるのだろうから、他のルートをやって、腕力を消耗するよりは、ヌンかけしながらムーブを探る方がましか、と思い、まずはヌンかけ便を出すことにした。

・貂が見ていた(11b):××○
ネットでの事前の調査では、下部の棚に乗るまでがなかなか難しい、ということだったが、確かにどっかぶりで、かぶりに慣れてない自分には、かなり威圧感がある。ホールドは持ちやすいガバガバのコルネだが、なかなか力を使いそう。
そして、事前調査では、左右の岩を使ってはいけない限定があるということもあげられていた。
右の岩は、本体から離れているので、これに乗ってはいけないというのはすぐわかるが、左は、本体の壁から曲がって出ているような感じで、どこまでがどうなんだか、よくわからない。とにかく使えるのは、正面壁のホールドだけ、ということなのだろうと理解し、そのように登る。

1本目のクリップは、下からかけられ、安全。まずスタートの右手コルネから、左手の小コルネ。ここは、上部がかかりがいいのだが、ちょっと遠い。そして、右手でもってるコルネに、右足のヒールをかけて乗り込み、右手で上の大きなコルネを取り、リップのガバに飛ばして、2本目クリップ。右足ヒールをリップにかけて、よいしょと乗り込む。
棚に乗ってしまえば、しゃがんでレストできるが、ノーハンドにはできない。
あとは、ヌンチャクをかけてはテンションの繰り返しで、ムーブを確認しつつ、各駅停車でトップアウト。ボルト5本からカンテを左手で取って6本目をかけるくらいまでが核心な感じだった。

レストの間は、腕のマッサージ。マッサージをしてるうちに、少し痛みがやわらぎ楽になってきた。
しかし、1便目の感触では、すぐに登れそうな感じはしなかった。
ヌンもかけたんだし、だれか登って見本を見せてくれないかな、と期待するが、やっぱりだれも登りそうにない。

天気がよく暖かいので、平らな取り付きに銀マットを敷いて、横になってるとうとうとと眠くなってくる。少し寝てから、2便目を出して、ムーブの確認。核心部を試行錯誤して、だいたいこんな感じかと、ムーブがわかってきた。左手のピンチが、最初は悪いと思ったが、引き方向をやや内側にしてみたら、そうでもなかった。ムーブがわかってくれば、感触は悪くない。

その後、他の人が登った。自分よりだいぶ背の高い人だったが、だいたい同じようなムーブで登っていた。これで、ムーブについては確信する。

3便目、夕方近くなって、西日が岩に差すようになった。微妙なカチがキーとなるようなルートではないが、それでも陽でヌメるのは困る。それに、暑い。朝から、上は半そでTシャツ1枚だが、手汗が滲みそうだ。よっぽど「本気シャツ」になろうかと思ったが、周りは全然そんな雰囲気ではなく、思いとどまった。
「絶対登るぞ」と口にして、気合を入れる。下部のスタートで、右手が外れて、1回降りる。入れ込み過ぎか。。。深呼吸して、もう1回。今度はスムーズに棚に乗れる。片手ずつ、入念にレスト。「行きます」とビレイヤーに声をかけ、左に進む。あとは、先ほど確認したムーブをそのままこなしていく。核心部では、少しデッド気味になるので、力がいるので、声を出して気合を入れながら。最後のヌンチャクにロープをかけて、上の棚に乗り「やったー!」と叫ぶ。終了点にロープをかけて、下を見ると、最高の眺め!
「貂が見ていた」は、ガバをつかんでぐいぐい登っていく豪快なルート。見ても、登っても気持ちがいい。このルートで自己最高グレードが更新できたのが嬉しかった。

・風の子カンテ(10a):クールダウンのつもりで適当にやったら、1テンしてしまった。オブザベ重要。JFA情報では、上部落石注意、と。

・ウォーミングアップ(10c):難しい。テン山でトップアウト。足がツルツル。途中でキーホールドになるガバが浮いてて、カタカタいってる!とてもウォーミングアップには(クールダウンにも)ならないよ。もうやりたくない。

4時半くらいに上がり。初の聖人岩は、なかなか居心地の岩場だった。これからは染み出しなども出てきて状態が悪くなっていくだろうが、また行きたい。つぎは「黒山賛歌」(11b)が目標だな。11bを、どんどん増やしていきたい。

メモ
ソリューション、足汗をかいたら、ぬめって中で指がすべる感じになった。夏はもう1サイズ小さくてもいいかも。
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by seeyou44 | 2011-05-08 23:11 | 外岩クライミング | Comments(0)