おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

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「パンピングアイアンⅠ」トライ開始/CM6、外3、城ヶ崎・シーサイド2

翌日は6:30起床。今日も天気は良い。7時に供された朝食を食べ終えると、そそくさと出かける。
出がけに「忘れ物をしないように」と、よく確認したのに、実は忘れ物をしており、後日大重丸から電話があった。脳に欠陥があるとしか思えない。

岩場に着いたのは8時くらい。もう登り始めているパーティもいくつかある。
いつもの「名探偵登場」「ハジノライン」でアップのあと、さて、なにをやるか?と考えた。「パンピングアイアンI」(12a)をやりたかったが、さすがに今日1日で完登は難しいだろう。毎週通える岩場ならいいのだが、次回はいつ来られるかわからない。中途半端に触って、また来るのが1年後、ではさびしい。
それなら、11台で登っていないルート(ホワイトシャークなど)を完登して帰った方がキモチイイかもしれない。
それに、ルートの混雑具合もある。さて、どうしたものかと、他のパーティの様子を眺めていたら、見知った顔が。ak2こと、Kケツさんだ。「パンピングアイアンI」のことを聞いてみたところ、「とても面白いルートでおすすめ」とのこと。さらに、万一ヌン掛けしてトップアウトできなくても、残置ビナを使えば回収は問題ないことも教えてもらった。

それならやってみようかな、と思いつつ、のんびりオヤツなどかじっていたら、ふと気づくと、強そうな若者が同ルートを登っている。お、ヌンチャクがかかるかな?ラッキー、と思い(堕落した精神!)、観察。若者は、数度のテンションでトップアウトし、ヌンチャクはかけたまま降りてきた。
声を掛けて登らせてもらう。

下からのオブザベでも、核心は、顕著なハングの乗り越し部分(5~7ピンあたり)だろうとすぐわかる。とりあえずそこがどんなものか、触ってみるくらいのつもりで登り始めたが、そこに至るまでの下部が意外と悪かった。
まず、2ピン目(長ヌン)を掛けたあと、ロープの流れを良くするため、1度戻って1ピン目を外さなければならないのだが、具合がわからず登りすぎてしまって、戻るのに苦労した。その後、2~5ピン目までも、けっこういやらしい。トライ&テンションを繰り返し、なんとか5ピン目まで。

その後、とてもガバとは呼べない浅いホールドを保持してのハング乗り越しムーブがきつくて、何度かトライしたが解決できず。ルーフに近いハングで、ピンが腰の位置なので、いちいちドカンと落ちるのがしんどい。
次の6ピン目にロープを掛けて、トップロープ状態にできれば、ムーブを探りやすいのだけど、下からはクリップできそうにない。チョンボ棒(専用の棒は持っていないので、木の枝だが)でプリクリしたくなるが、いま自分は、ごく例外的なケース(1ピン目が高くてかつ危険な場合と、時間がない回収の時)以外には、チョンボ棒は使わないと決めている。チョンボでプリクリしなければ先に進めないなら、それは単に実力不足だから、鍛えてから出直す。
それで、あきらめて降りた。

しばらくして、先ほどの若者が再トライし、見事にRP。核心部のムーブは「なるほど!」という感じだ。近くで見ていたら、ビレイヤーの方が「ヌンチャクを掛け替えましょうか?」と声をかけてくれたのだけど、さっき触った感触では、核心ムーブはすぐにはできそうにないので、お願いしなかった。やっぱり今日は11台でお茶を濁そう、と。

今日も日なたにいると、ポカポカと暖かい。大重丸が持たせてくれたおにぎりを食べ、頭だけ日陰になるようにして横にると、気持ちよくて、つい寝入ってしまう。短い時間だが、熟睡だ。疲れが溜まっているのかもしれない。

居眠りから目が覚めると、気分すっきり。なんだか闘志が湧いてきた。途中敗退でもいいから、核心部の練習だけでもしようと思いなおし、マスターで登り始めた。
だが、ここでも脳の欠陥が遺憾なく発揮され、1ピン目を外し忘れて3ピン目まで登ってしまった。この部分もかぶっている上に、斜めに進んでいるので、戻って外すのは非常に大変。もがいた末に、結局、上からは外せず、一度ロワーダウンして、下から登り直した。だが、すっかり腕がヨレてしまった感じで、3ピン目に進めずにフォール。壁から離れてしまい、復帰できないので降り。核心部にたどり着くことすらできなかった。。。

だいぶ休んでから、3トライ目。核心部を抜けられないだろうと思っているので、必要最小限のヌンチャクだけぶら下げて登り始める。
さすがに今度は1ピン目もちゃんと外し、5ピン目(ルーフ下)までテンション混じりでたどり着き、核心へ。
さっき見せてもらった若者のムーブを真似してみたところ、おや?できるかも……。
1便目と違って、頑張れば抜けられる感じがしてきた。2,3回やっていたら、とりあえず、ルーフ上のガバをつかめて、6ピン目にヌンチャクが掛けられた。やれやれ、ここが掛かっているのといないのとでは大違いだ。ガバをつかんだ後も簡単ではなく、それから、数回練習して、乗り越しのムーブは解決。下から繋いだらどうなるかわからないが、とりあえずここだけならできるようになった。

ヌンチャクが足りないので上げてもらい、上部もマスターで登っていく。上部のムーブは、5.10台という感じで、特に問題はなさそう。一応、全ムーブをバラすことができた。ただ、レストポイントをよく確認していないので、繋げるのはまだ大変かもしれない。
しかし、こうなると俄然やる気が湧いてくる。ぜひ近いうちに落としに行きたい。

このルート、聞いたとおりで、面白い。核心のムーブは、アイロンヘッドの核心より強度が高い。下部も易しくはないので、ヨレた腕でこなせるかどうか? その代わり、そこを抜けた上半分は比較的簡単。

ちなみに、残置のビナが4枚(4箇所)も掛かっていたが、そのうち2つは錆びてゲートが動かなかった。回収時にまともに使える残置ビナは、2本だけ。ただし、回収自体は問題なくできる。
腐ったビナを回収して、自分のと取り替えたかったが、ゲートが動かないので素手では回収できない。機会があればプライヤーかハンマーでも持って行って回収してしまいたい。

荷物をまとめ、登り返しの列に並んだのが16時過ぎ。20分ほどの待ち時間だった。
17時過ぎに駅に着き、Kノさんが土産物を物色している間、自分は足湯に浸かった。疲れた足を、熱めの湯がほどよくほぐしてくれる。掛け流しのお湯で、手や顔も洗った。時間があれば、20分くらい浸かっていたかったが、1722発の「伊東行き」普通電車に乗った。伊東駅で待ち時間なしの接続がある。小田原で小田急に乗り換えて、新宿でふたたびJRに。牛丼を食べてから帰り、帰宅時間が21時くらい。

信じられないほど暖かくて、ロケーションは気持ちいいし、ルートは面白い。真冬の城ヶ崎・シーサイドはクライマー天国だと、つくづく感じた。多少遠いが、諸事情が許せば、毎週でも通いたいなあ。。。

▼ルート名の由来(たぶん)である、A.シュワルツネガーのドキュメンタリー映画「Pumping Iron」。こういう人じゃないと登れないルートなのか?あるいはこのルートを登っていればこういう人になるのか?


▼「スカッド」(11a)をトライするKノさん
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by seeyou44 | 2016-01-11 23:59 | 外岩クライミング | Comments(2)

「アイロンヘッド」RP!/CM5、外2、城ヶ崎・シーサイド1

土日一泊、城ケ崎。Kノさんとのふたり旅。
電車はいつもの小田急線。宿は馴染みの大重丸。
今日の狙いは「アイロンヘッド」。4トライして未解決。
せめてムーブを解決し、トップアウトを果たしたい。

伊豆の紀行文らしく(?)五七調で綴ってみようと思ったが、そもそも紀行文ではなかった。
朝、東海道線が事故で遅れるハプニングがあり、小田原と熱海で長時間待たされる。伊豆高原駅への到着は0952。
懸垂下降の取り付き地点は2パーティが先着しており、岩場へ降りたのは10時半くらい。3連休の初日とあって、シーサイドはそこそこ混雑していた。
「名探偵登場」でアップ。Kノさんの「NEW」(11a)トライのあと、「アイロンヘッド」を見に行くが、ヌンチャクは掛かっていない。
まあいい。アップがてら、テンテンで行こう。どこにどの長さのヌンチャクを使えばいいのかは、前回でだいたいわかったから、そんなには苦労しないはず。それに、他人のヌンチャクよりも自分のヌンチャクの方が安心でもある。安心して落ちられるというのは、大切なことだ。

1ピン目は120センチスリングで作ったの長ヌン(60センチ)をかける。右壁は相変わらずの染み出し。ここは常に染み出しているようだが、使うホールドがわかれば問題ない。それより、チムニーでヘルメットが挟まって“ヘッドジャム”が決まってしまいそうになる方が、問題だ。なんとか頭を振って外に出る。ロープの流れを考えて、2ピン目を掛けたら、1ピン目を外す。3ピン目も問題ない。
だが、4ピン目のヌン掛けがけっこう遠くてしんどい。案の定、掛けられずにフォール。このフォールは、ちょっと怖い。あわてて登り返したら、ロープとロープの間に手を挟んで、傷めてしまった。あせらずに、まずはビレイヤーに適切な位置に動いてもらってから登り返した方がよかった。要注意。しばし休んでもう一度4ピン。今度はうまく掛けられた。その上は、ヌン掛けが難しいところはないので一安心。

前回来た後、自分が撮った他の人の動画や、Youtubeにアップされているムービーを見て、ムーブの研究をしてきた。
6ピン目前後のムーブもやや悪く、前回は苦労したが、事前研究のかいあり、今日は難なく越えられた。ここが越えられれば、ノーハンドレストできるので、前半終了、という感じになる。
上部のニーバーレストのポイントも、初めて確認できた。なるほど、ニーバーを決めるのと決めないのとでは、だいぶ違う。これは楽だ。
さらに、最終クリップをした後の核心部も、事前研究のおかげで、初めて棚ガバを持てた。そこから先の「激落ちと骨折」で有名なポイントは、未知の領域。ホールドがよくわからないので、迷うことなく終了点のチェーンをつかみ、クリップ。心配だった激落ちはなかった。
そのパートを、トップロープ状態で確認してみると、ホールドがわかってしまえば、ムーブは別に難しくないし、棚ガバでレストもできる。激落ちと骨折の話ばかり聞いていたので、よほど悪いと思い込んでいたのだが、正直、拍子抜けだった。棚ガバを取るまでが核心ということか。腕がヨレヨレだったらどうなるかわからないが、たぶん問題ないだろう。

ヌン掛け便で、初めてのトップアウト。これでようやくルートの全容が解明できた。ムーブができないところはない。よし!あとは登るだけ、だ。

2トライ目。登る気まんまんである。
中間のノーハンドレストポイントまで、初めて、しかし当然のようにつながった。かなり腕が張っている。「もういいだろう」と早る気持ちを抑え、声を出して200までの数を数える。それで、5分ほどレストしただろうか? 動き出す。上部でも、レストできるポイントでは、入念にレスト。最終クリップを掛け、いったん降りてニーバーレストのあと、ビレイヤーに声をかけ、核心部に突入。
だが、張ってきた腕で、早く登りたいと気持ちが焦っていたのだろう、少し悪い姿勢のまま出してしまった。右手がガバ穴に届かない。もう一度出し直すが、やはり届かない。やばい、と思ってもう一度出したところで、フォール。
情けない!
確かに、ここも遠いことは遠いのだが、今までそんなに苦労はしなかった。やはり、初めてここまでつなげてきて、ヨレで体が伸びきらなかったのかもしれない。 情けないやら、悔しいやら。「俺のバカ!」と自分を毒づいた。
下まで降りて、腕はかなり張ってヨレているし気持ちは凹んでいるが、時間はまだ2時だ。もう1便出すチャンスはあるだろう。

しかし、この長いルートに全身全霊を込めてトライしたので、ぐったり疲れてしまった。ビレイをしたり、横になって休んだりして、4時近くになり、腕は回復したが、全身の疲労感はぬぐえない。
半信半疑で3トライ目を開始。少しでも楽に登りたいので、ヘルメットを脱いだ。
下部はまったく淀みなく進む。中間部のノーハンドレストポイントに着いたとき、2トライ目より腕が張っていない。ムーブが精緻化されて楽に登れからだろう。それでも、腕を振ったり、反らせたり、グーパーしたりしながら、200までゆっくり数えてレスト。腕は9割くらいの状態まで回復したように思う。
上部では、あまりレストを入れる必要はなかった。ニーバーレストのポイントでも、左右の腕を交互に2、3回ほどシェイクしただけ。
そして核心部に突入。
まず、先ほど落ちた遠い右手穴へ。右足で良いカチが踏めるが、落ち着いて左足も上げておくのがポイント。思い切って、見えないガバ穴へ手を伸ばし、しっかりつかむ。今度は、これまた遠い左手ホールド。ここは思わず気合の声が出た。
下からのガンバコールに後押しされながら、素早く足を上げ、棚ガバ。取れた! あとは、朝に練習したムーブを繰り返すだけ。問題なし。棚にしっかり立ち上がって、上部のごちゃごちゃしている岩を保持してから、終了点にクリップ。レッドポイント。
こみ上げる嬉しさと満足感とに浸りながら、回収をして降りた。

長時間のビレイにお付き合いいただいたKノさん、ありがとうございました!

撤収は5時過ぎ。登り返しの待ちは20分くらい。今日は温泉にはいかず、大重丸で風呂。そして夕食を食べた後はもう眠くて、8時には布団に入った。


●「アイロンヘッド」(12a)ルート雑感
すっかり記憶から抜け落ちてしまった1年前のお試しトライを別にすれば、今回、2ピン敗退の初トライを含めても、3日7トライで登れたことになる。上部のゴール直下に至っては、今日初めて触り、2トライ目。案外、少ないトライ数だった。
自分が登った12aの中では、比較的登りやすいルートだと感じた。全体的にムーブは易しいし、中間部で腕を完全に回復できることが大きい。

ルートの特徴を一口で言えば、充実感満点!
かなり被った長い前傾壁をガバでぐいぐい登るから、「登ったー」という充実感、満足感が高い。ポカポカ陽気のなか、レストポイントで後ろを振り返ると、大海原に舞う波しぶきと浜千鳥、水平線に浮かぶ漁船。こんな絶景のなかでクライミングできることが、本当に楽しい。
3ピン目まではやや細かくてバランシーなところもあるが、そこから上はほぼガバだけと言ってよく、レストポイントもたくさんある。ヌンチャクが掛かっていれば怖いところもないので、とても気持ちよく登れる(マスターだと、4ピン目が掛けにくくて少し怖い)。

そして、「激落ちと骨折」で有名なゴール下は、最終クリップの直後からガバ棚を取るまでが、ややホールドが遠く、またちょっとトリッキーなムーブで、初見だと迷いやすいが、ここで落ちても大落ちはしない。
また、ガバ棚を取ったあとは、たしかに少しランナウト気味だが、小レストできるし、ムーブも簡単なので、落ち着いて登れば大丈夫。
なお、いろいろな人のブログなどでの情報によると、このルートはガバ棚に完全に立ち上がってからクリップして完登(終了点に、長ヌンを垂らして下の棚ガバからクリップするのはNG)、ということらしいが、たしかにその方が自然だし、満足感が高い。限定とまではされていないが、そうした方が良いだろう。

中間部に、ノーハンドレストできるポイントがあり、ルートが完全に「前半、後半」に分かれてしまうのは、人によっては興ざめだと思うかもしれない。自分もそう思わないことはないが、このレストポイントがなければ、たぶん登れなかった。
だが、強い人が登るのを見ていると、だれもこのレストポイントには入らない。使わないで登れば、より充実するだろう。いずれ、それくらい強くなりたい。


●プロテクション、ビレイの注意
どっかぶりで長いルートなので、ロープの流れが悪くなりやすい。5ピン目までは、普通の17センチスリングのヌンチャク(ペツルの中間の長さ)だと、かなり岩にロープがこすれる。上部でかなりロープが重くなるだろう。
ロープの流れを考えて、2~4ピン目は2本連結した超長ヌン(40~50センチくらい)、5ピン目は長ヌン(スリング24センチ)にした。
また、2ピン目をクリップした後、1ピン目は外した方がいい(超長ヌンにしておくと外しやすい)。これは、ホールドがわかれば安定した姿勢で外れす。ただ、外した場合、3ピン目が掛けられずに落ちたとき、万一、2ピン目のビナからロープが外れたりするとクリティカルだ。普通は大丈夫だろうが、万一ということはあるし、そう考えること自体が精神的プレッシャーになる。ムーブに自信がなければ、環付きにするか、2枚掛けにした方がいいだろう(このルートに限らないことだが)。

なお、終了点直下は、ボルトが斜め下になるので、ぴったんこビレイだと、落ちた時に振られて壁にぶつかる可能性があるが、ビレイヤーがロープを流すか、たるませておくか、あるいは思い切ってジャンプすれば大丈夫。最初からたるませ気味にしておくのが、簡単で良いと思う。落ちた時にロープを引っ張ることだけは、絶対にしてはいけない。


●気温、服装メモ
前回同様、暖かかった。測っていないが20度くらいだろう。午前中が特に暖かくて、タンクトップ。日向にいると暑い。昼寝をするなら日陰がいい。夕方は少し涼しくなったので半T。レスト時はカッパを羽織った。ボトムは迷ったが厚トレッキングパンツにした。やっぱりちょっと暑かった。
前回は高気温を予想せずにカップうどんを用意してしまい、後悔した。今回はコールドドリンク+パン、おにぎり。荷物にもなるので、バーナー、コッヘルは持ってこなかった。
シューズは、ジム用にしていたソリューション2号。他のソリューションと同じサイズなのに、なぜか他よりゆるいので、長いルートでも足が痛くならなくてちょうどいい。問題なし。
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by seeyou44 | 2016-01-11 09:49 | 外岩クライミング | Comments(2)

負け犬のち、一歩前進「アイロンヘッド」/CM175、外45、城ヶ崎3

2日めは朝6時過ぎに起床。朝食は7時。宿を8時くらいに出た。
下降点は1パーティ待ち。

アップは「名探偵登場」(5.9)と「ハジノライン」(10a)。
しかし、以前OSしている「ハジノライン」で、カチが滑ってマジ落ち。内心焦りつつ、「滑るねえ、あはは」などと平常を装い、再度登るも、さらにマジ落ち。。。ヘボすぎるやろ!
でも、本当にホールドが塩々で、持てない。1年前のときよりずっと塩っぽい感じなのは、気のせいか。それとも、やっぱり前より気温が高いからだろうか? それとも、あまり考えたくないが、自分が弱っているのか?

岩場は、昨日とうってかわって人が増え、混雑。ロックランズ組のみなさんや久しぶりのOトモさんにもお会いできた(「風に吹かれて」RP、おめでとうございます!)。

「アイロンヘッド」は、朝、昨日から残置のヌンチャクがかかっていたのだが、最初に登ったツヨツヨのクライマーが見事にOSして、回収してしまった。
ルートは空いたが、マスターで登らねばならず、正直、気が重い。なにしろ、ヌンチャクがかかっていてさえテンテンでしか登れず、一回もトップアウトができていないルートなのだ。
だが、「自分でヌンチャクをかけて登り、自分で回収してこそ真のフリークライマーだ」と(無理矢理)自分に言い聞かせて、トライ開始。
どっかぶりなので、下部は長ヌンを使ってロープの流れに気を使わなければならず、さらに、ランナーやロープがなるべく岩に擦れないように、微妙な長さの調整にも気を使いながら、適宜長短のヌンチャクを組み合わせてセットしていく。ただでさえ被った壁で体が大変なのに、このヌン掛けは、非常に疲れる。おまけに、昨日と同様の暑さと、塩々でぬめるホールド……。
4ピン目では、ヌンチャクが掛けられず、大落ち。
ここで心が半分くらい折れた。
5ピン目は、ボルトが2本あり、1本には回収用のカラビナが残置してある。そこでムーブが起こせずにテンションしたときに、「このまま上まで掛けて、回収ができるのか?」と思ったら、心の残り半分が折れた。
そこで敗退決定。回収して降りる。1ピン目は残し、下から登り返して回収し、クライムダウン。
ヌン掛けすらできないとは、完全に負け犬の気分で、落ち込んだ。切腹ものです。

食事をしたり、昼寝をしたりしてしばらく経ち、ふと見ると、他のクライマーが「アイロンヘッド」をマスターで登っている。
その方が降りてきたあと、我ながら図々しいとは思ったが、ヌンチャクをお借りしてトライさせたもらうことにした。

登る前、Oっちさんに、ノーハンドレストできる場所を聞いた。そういえば、そんなところがあったはず。さらにその上、ニーバーでレストできるところもあるらしいが、下からだとよくわからない。

やはり、マスターと、掛かっているのとでは全然違う。特に4ピン目はボルトが遠いし、落ちると大落になるので、メンタル的にだいぶ違ってくる。自分でヌンチャクをかけて登り、自分で回収してこそ、真の……、なんですけどね。すみません、弱くて。と心の中で謝りながら一生懸命登る。

5ピン目でテンション。ここは少し悪い。だが、越えられれば6ピン目のところでノーハンドレストが可能。4~5分くらい休んだ。たしかにここで十分なレストをすると、だいぶ腕が回復する。
さらにその上、最終クリップの下あたりかな?と、ニーバーができそうなところを探したが、これはよくわからなかった。

最終クリップの後、右手穴、左手上の穴、右足上げ、まではできたが、その後の右手クロスで右上のガバ取りができず、フォール。ビレイヤーのKノさんがうまく流して落としてくれたので、危険はない。
同じ所を3回やってもできないので、あきらめて敗退。
だが、1年前には、そこまでも行っていない。少しは進んだし、もう少し頑張ればできそうな希望を感じる。こうなると現金なもので、朝の負け犬気分は消え去り、俄然気分がいい。

その後、同ルートをさらにお二人がトライしたのでガン見させてもらった。最初はツヨツヨクライマーで、レストポイントにも入らず、するすると抜けてしまった。そしてその人が降りた後のロープを使い、次の人はトップロープでトライ。こちらも、トップロープながらノーテンで登っていた。その登りで、核心のムーブはだいたいわかった、と思う。

まだ時間は早いが、もうアイロンをやる気力・体力がない。それに今日の混雑だと、登り返しはかなりの渋滞が予想されるので、早めに上がっておくのも悪くない。
Kノさんも、Oダさんももう登らないというので、自分は「ホワイトシャーク」(11c)を登らせてもらった。前回触っているが、テンテンでトップアウトのみだった。
どんなものだろうと思ったが、2ピン目の後でホールドが滑って2回フォール。悪くて、全然持てない。あきらめて敗退。やはり、1年前より実力が落ちているのかも?まじか?

登り返しの取り付きに着いたのが15時過ぎくらい。若干の順番待ち。駅に着いたのが15:45くらい。みやげものを物色したりして、16:25伊豆高原発の電車に乗った。駅の外には足湯があったが残念がら掃除中で使えず。湯で手と顔だけ洗った。
帰りも当然、小田急経由。御茶ノ水に着いたのが19時くらい。電車でパンも食べたが、なんだか無性に肉が食べたくて、吉野家で牛丼並+卵の夕食。

●気温、服装メモ
気温は昨日と同じか、やや涼しいくらい。登るときは半T。ヘルメットが暑い。
シューズは2日間とも、インスティンクトレース。今回はこれしか持ってきていないが、まったく問題なし。

▼「タイトボーイ」をRPするKノさん
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▼伊豆高原駅の江戸城築城石。縦にすればボルダーとして遊べそう。
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▼足湯。残念ながら掃除中で浸かれず。
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by seeyou44 | 2015-12-31 20:08 | 外岩クライミング | Comments(0)

今年最後の岩場は、城ヶ崎ポカポカツアー/CM174、外44、城ヶ崎2

昨年末に続き、今年の年末休みも伊豆方面。1泊で城ケ崎、シーサイドへ行ってきた。
ポカポカの岩場で、海を眺めながらのんびりクライミング、その後は温泉に、美味しい食事……、1年に1回か2回、そんな贅沢があってもいいだろう。奥多摩・奥武蔵で凍えながら登る、ストイックなクライミングも悪くはないのだが、そればかりではバランスが悪い。クライミングで大切なのは、バランスだ。

朝、5時過ぎに巣を出て、新宿で小田急に乗り換え。東京駅経由で、JR東海道線を使った方が早いのだが、新宿経由で小田急に乗り換えた方が安い。当然、早起きして安い方に乗る。終点の小田原で東海道線に乗り換え、さらに熱海で伊東線に乗り換える。
その熱海駅での乗り換え待ち時間、小腹が空いたので、早めに着いた伊東線の列車シートにザックを置き、駅蕎麦をすすりに行った。戻ってみると、同行のKノさん、Oダさんが隣に座っていてびっくり。超能力か?と思ったら、ザックにぶら下げたヌンチャクに書いてある名前でわかったとの由。けだし、この世に不思議なことなどない。

8時38分「伊豆高原駅」着。駅前のスーパー「ナガヤ」の開店が9時(年末の特別営業。通常は9時30分)とのことで、開くのを待って買い物をした。駅から歩いて行くのは初めてで、道がわかるか心配だったが、Kノさんが行ったことがあり、道案内してもらった。
下降口にはだれもいないが、懸垂で降りている間に勝井スクールご一行様が到着した。
とりあえず、荷物を「ホワイトシャーク」の前あたりの岩に広げて、居場所を準備。

岩場はそれほど混んでいなかった。T-wallでよく見かける方がいたので、聞いてみたところ、今年は暖冬なので、強いクライマーがまだこちらに移ってきてないのでは、ということ。なるほど。

「名探偵登場」(5.9)「ハジノライン」(10a)あたりでアップをしようと思ったら、勝井スクールが始めてしまった。仕方なく、「腰痛」の下部(中間のボルトが2つ並んでいるところまで)でアップ。

その後、コンバット・エリア左端の「美しき日本」(10b)をやることにした。
海にせり出した岩のカンテを登るルートで、非常に絵になる。しかし、万一グラウンドフォールに近い落ち方をしたら、海にドボンだ。まずマスターでオンサイト狙いだが、緊張する。1ピン目のボルトの右からトラバースで入り、2ピン目をクリップして一安心。だが、その後がわからない。カンテ付近には良いホールドがない。ボルトはすべてカンテの右側に打ってあるが、こちらはホールドが乏しい。左側はホールドがありそうだが、ちょうど太陽を見る感じになり、眩しくてさぐるのが大変。で、あえなくテンション。そこをチョンボで抜けると、3ピン目から上はガバガバで簡単だった。
次にOダさんがトップロープでトライし、T.O。その次のKノさんは、ホールドの乏しい右面をバランシーなムーブで登って、見事にオンサイト!素晴らしい。
というか、10bでテンション入る自分って。。。

さて、約1年前、今年の1月にここに来た時は「アイロンヘッド」(12a)を触って、核心が越えられず敗退だった。今回の狙いも、当然同ルートである。この1年で、少しは成長しているのか?

幸い、ヌンチャクがかかっている。持ち主に声をかけてから、さっそくトライ。
だが、スタート直後の右壁から派手に染み出して、けっこうびしょびしょに濡れている。以前来た時はは濡れているという印象はなかった。
スリップ落ちで怪我をして以来、どうも濡れている岩は苦手になった。1年前に触っているので、ルートの概要はわかっているが、細かいホールドなどは覚えていない。染み出しの筋を触らないように気をつけながら、登るが、右壁に移るタイミングがよくわからない。1ピン目には超長ヌンがかかっているのも、緊張を高める。長くしておいた方が上部でのロープの流れは良くなるだろうが、ここでドカ落ちしたらグラウンドフォールの危険がある。濡れた右壁と相まって、緊張で異常に力が入ってしまい、あえなくテンション。2ピン目にクリップしたらヘトヘトになってしまい、とりあえず降りる。

しばらくして、2便目。
ホールドもわかったので、さっきよりはスムーズに進む。1ピン目は、かかっていた超長ヌンは使わず、自分のヌンチャクを掛け、3ピン目をクリップした後に外した。2~3ピンの間が意外とバランシーで悪くて、びっくり。テンテンで上部まで進んだが、最終クリップの後の核心ムーブができず。降り。

異常なくらいの暑さと、久しぶりに触った塩々でざらつくホールドに戸惑い、もうおなかいっぱい。最後、朝に登れなかった「名探偵登場」を登って、4時半くらいに撤収開始。

登り返しの順番待ちでは最後尾。すでに辺りは真っ暗で、ヘッドライトを点けて並んでいたら、すぐ前にいた、T-wall常連のYさんパーティが、我々3人を間に入れて、フォローで登らせてくれた。なんと親切なのだろうと感動。ありがとうございました。
お礼を言ったところ「自分たちも以前そうやって登らせてもらったから」とのこと。自分にしてもらった親切を、他人に返す。素晴らしいことで、ぜひ見習いたいと思う。

泊まりは大重丸。着いたのは6時くらいで、夕食には少し早いと思い、先に「みなとや」で温泉(400円)に入ることにした。偶然、さっきのYさんたちがおり、クライミング談義に花を咲かせた。
こういう偶然の交流があるところが、ツアーのいいところだ。気持よく湯から上がり、相変わらずすごいボリュームの夕食で満腹。

就寝は9時。隣の部屋が遅くまで騒いでおり、うるさかったが、耳栓をして熟睡。

●気温、服装メモ
東京を出るときは、ジオラインLWにロッシュジャケット、中綿ジャケット。ボトムは厚トレッキングパンツ。コートは持たず、昼寝用にと思って、フリースブランケットを詰めた。現地は思った以上に暑くて、12時くらいに測った気温は20度を超えていた。東京なら5月の気温か。登る時は半T1枚で十分。厚パンツを履いてきたことを後悔。バーブパンツで十分だった。
レスト時やビレイ時は、風が服と少し涼しい。が、ロッシュジャケットを着ると暑い。薄いWBを持参すればよかった。今度はそうしよう。
最初、岩の上で寝ていたが、暑くて日焼けもしそうだったので、岩と岩の間のくぼみの日陰で寝た。涼しくて、日向で寝るよりよく眠れた。

▼ポカポカというより、暑い。
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▼トップロープだけど、がんばってTO。Oダさん。
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▼見事なオンサイト、Kノさん。
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▼美しき日本の美しくない自分。
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▼夕景
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▼夕食
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by seeyou44 | 2015-12-31 19:54 | 外岩クライミング | Comments(0)

「アイロンヘッド」お触りしたが…/クライミングメモ6(外2、城ヶ崎1)

今回のツアー、計画段階で紆余曲折があり、城ヶ崎に泊まることは直前に決まった。金曜に「大重丸」に電話したがすでに満室。だが、大重丸のすぐ近くの「いさお丸」は空いていたので、素泊りの予約を入れた。

修善寺の筥湯を出て、城ヶ崎のマックスバリュー(イオン系、なんでも安い)で当日の夕食、翌日の朝・昼食を購入。「いさお丸」に着いたのは7時半を過ぎていた。

着いたらすぐに夕食。今回のメンバーは、だれも酒を飲まない。私は断酒中だし、Kハマさんはもともとあまり飲まない。Oトモさんは、もしかしたら飲みたかったのかもしれないが、他の2人が飲まないのに1人で飲んでもつまらないと思ったのか、酒類を買っていない。
そのため、明日の狙いなどを少し話たら、もうすることもない。それに、前日2時間くらいしか寝ていないので眠い。9時には電気を消して就寝。
朝方、トイレで目が覚め、少し寒くて余っていた掛け布団を追加でかけた。持病(?)の、右半身痛が出て、痛くて眠れず、布団の中で30分くらいマッサージをして、少しうとうとしたら、もう起床時間の6時半になった。時計を見ていないが、1時間くらい早く起きたのか。
それでも8時間以上は熟睡しているはず。なのに、やっぱり岩場でも、車でも眠くなるのが不思議だ。睡眠時無呼吸症などの疑いがある。

朝食は宿からお湯をもらい、昨日買ったカップうどんと、惣菜の天ぷら。さっさと食べて、お茶を飲み、8時前には宿を出た。
「いさお丸」の素泊まり料金は、3500円。我々は筥湯に寄ったから風呂には入らなかったが、もちろん入りたければ入れる。十分に安い。大重丸は3食付き(1食はおにぎり)で6000円だが、マックスバリューで3食分を買っても絶対に2500円はかからないから、安く上げたいなら、素泊まりの方がいい。
もちろん、しっかりとした美味しい食事がしたい人は、宿の食事付きの方がいいのだろうが、自分は飲食には関心が薄いので、カップうどんと菓子パンでも食べられれば十分。その分、安くなる方がいい。

宿を出たのは8時前で、岩場に着いたのは8時ちょっと過ぎ。一番乗りだった。キラキラと光る朝の海を背後に懸垂下降をしていくのが、気持ちいい。
宿を出るとき、宿の人には「早いですねえ」と言われたが、そうでもないだろう。寝るのが早いのだから、あと30分早く起きて、30分早く登り始めてもいいと思った。上がりは3時くらいと早いのだから、その分朝は早くてもいい。その方が、たくさん登れる。

アップのルートは、それぞれ初めて登る「名探偵登場」(5.8)、「ハジノライン」(10a)で、OS。前回よりもホールドが潮っぽくヌメる感じがしたのは、このエリアだからなのか、それとも天気の関係か?

登っているうちに、続々とクライマーが降りてくる。比喩ではなく、本当に続々で、懸垂下降している姿がほとんど途切れることがない感じ。Kスケさん、Iちゃん、シュウさんたちのロックランズ組も登場し、挨拶。江戸川橋の顔見知りの方もいる。
結局、エリア全体では前回よりも、だいぶ混んでいた。

もう1本、ピーターパン(10b)でアップしたかったが、すでに順番待ち。アップで順番待ちもなんだかなあ、と思い、だれも取り付いていない「アイロンヘッド」(12a)にヌン掛け便を出すことにした。どうせテンテンでヌン掛けなのだから、アップ代わりにもなるだろう。
右側の壁が染み出しでびしょびしょで怖かったが、3ピン目までは問題なし。4ピン目のヌンチャク掛けるのが遠くて、かけたはいいが、そのヌンチャクにロープをクリップできず、大きくフォール。かぶっているので復帰が大変なので、そのまま降りた。その後、すぐに強い人が登って、中間部のヌンチャクをかけてくれて(上部は残置があった)、ヌン掛の心配はなくなった。

その上手い人はオンサイトトライの様子だが、終了点直下でテンション。惜しいところでオンサイトを逃していた。やはり、あそこが核心らしいが、下からでは遠くて、見ていても様子がわからない。

2便目(実質的には1便目)。5ピン目くらいまではガバガバで、スムーズに進んだ。そのあとは、テンテンでホールドを探りながら進み、核心と言われる終了点直下まで。そして核心部は、いろいろ試したが、ムーブがわからず、終了点まで行けずに敗退。こうではないか?と思えるムーブがあったのだが、ヌンチャクが足元でちょっと大胆なムーブになるので、怖くてできなかった。が、降りてきて上手い人と話していたら、やはりそれが正解ムーブらしい。うーん、できるのか?

このルート、とにかく長いので、時間がかかるし、疲れる。自分は、昨日の頑張りで疲れが残っている一方、手の皮は残っていないこともあり、核心ムーブの組み立ては次回にして、今日はやめることにした。
幸い、強い人がもう1回登るというので、回収をお願いした(ありがとうございました)。

まだ時間はあるので、ロックラ組がヌンチャクをかけていた「ホワイトシャーク」(11c)を触ることにした。取り付きで用意をしていると、顔に水が?どうやら強風で波が高く、たまーに波しぶきがここまで飛んでくるらしい。大丈夫か?
しかし、Kスケさんは「風に吹かれてより簡単」と言うし、昨日城山で会ったHカド氏も簡単と言っていたので、気軽な気持ちで取り付いたら、意外とホールドが細かくて、テンテン。
普通に11cの難しさ(当たり前か)。ビレイしてもらっていたKスケさんに散々アドバイスをもらって、なんとかトップアウトのみ。くたびれた。

Kハマさんと、Oトモさんは、2人で「風に吹かれて」をずっとトライしていたが、残念ながらRPならず。
「ホワイトシャーク」は短いし、もう1便出してもいいかと思っていたが、Oトモさんが足の古傷を痛めたということで、本日は終了することにした。2時半くらいで、登り返しの渋滞を避けるには、いい頃合いだ。
帰り支度をして登り返し地点に着いたら、誰もいない。そして、準備をしている間に後ろに他のパーティが並んだ。

ちなみに、この登り返しについて、後からJFAのサイトを見たら、「ロープを結ぶなどの準備は、下の地面で行って、取り付きでは行わないように(渋滞の原因になるから)」との趣旨が書いてあった。たしかにそのとおりだ。
知らずに、上で準備をしてしまい、反省。

帰りの道は、小田原までの有料道路が大変な渋滞だったらしいが、前回Sキ氏に教えてもらった裏道を駆使して、完全に渋滞を回避した、、、らしい。自分はほとんど寝ていました。東名で少し渋滞はあったものの、8時くらいには吉祥寺に着いた。

Oトモさん、いつも運転ありがとうございます。足、お大事に!

・アイロンヘッド(12a):××(4ピン目敗退と、終了点下核心敗退)
・ホワイトシャーク(11c):×(ホールドが悪い。テンテンでトップアウトのみ)

12台をやるなら、11cは、OSか、1テンくらいで抜けて2撃したいところ。
「アイロン」をやる前に、まずはこの岩場の11台を登った方が良さそうな気もしてきた。Kスケさんがやっていた「カルボナーラ」(11b)も厳しそうだったし。
そういえば、チェシャネコ(10d)はおろか、「ティンカーベル」(10b)も、完登してないんだよね、よく考えると。まずそのあたりから片付けるべきか?


●アイロンヘッドのルールあるいは限定?と、危険性
家に帰ってきてから、「アイロンヘッド」について調べたところ、最後は棚に立ち上がった後で終了点にクリップをしなければならない、というルールがあるらしい。
つまり、終了点に長ヌンをかけて、下からクリップした後で、立ち上がるのはダメだと。初登者がそう言っているらしい。
http://blog.goo.ne.jp/timeslipper/e/01252067e17777655845f31928743882

そして、それを避けて登ろうとして大フォールしたり、あるいは避けずにお助けクリップを使ってしまった…、などの動画が、Youtubeにいくつかアップされている。
つまり、私が核心だと思ったムーブをこなした後、さらに登り切るまでがちょっと悪い、ということのようだ。
ガバとは言え、下の長いムーブをこなしてヨレた腕で、できるのだろうか?





もし終了点クリップに失敗した場合、ランナウトしているので、ロングフォールになる。うまくロープを流すか、緩めるかしておかないと、壁に激突して怪我の可能性が……。
調べてみると、怖い話がたくさん出てきた。

http://suk2.tok2.com/user/pecoma/?y=2008&m=12&d=31&a=0

http://blackmacine1.blog50.fc2.com/blog-entry-62.html

http://wind.ap.teacup.com/gaida/966.html

http://amoiclimbingclub.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/post_6a64.html

自分は、OSトライで取り付く前は、そのルートについての情報はなるべく見ないように心がけているので、こういった危険性もまったく知らなかったのだけど、危険性に関する情報だけは、知っておいた方がいいとかも。というか、トポに書いてほしい。

次回トライするかどうか、考え直した方がいいかも。少なくとも、ヘルメットは絶対かぶった方がいいね(ロングフォールする可能性があることをわかっているルートなのに、なんでみんなヘルメットをかぶらないのだろう?)


●服装メモ&費用メモ
この日のシーサイドはときどき強い風が吹き、長T1枚では、じっとしていると寒い感じの時もあった。風がやむとポカポカなのだけど。登っている時はメリノウール長T1枚。休憩時は、昨日と同じように中綿ジャケットを羽織った。
「いさお丸」素泊まり3500円。
高速代、ガソリン代合計1700円(1人/3人)。

▼「風」トライのOトモさんとKハマさん
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by seeyou44 | 2015-01-12 23:59 | 外岩クライミング | Comments(0)

伊豆クライミングツアー2日目(城ヶ崎)/クライミングメモ138(外22、城ヶ崎)

朝は6時半ぐらいに起床。宿で朝食を食べたが、さらに昼食用のおにぎりも持たせてもらえた。朝食とおにぎりが選択できるのかと思っていたら、両方とは!3食付いて6000円なら、かなり安いと思う。

おにぎりを持って、2日目は城ヶ崎のシーサイド、サンセット・エリアへ。
城ヶ崎は初めてで、右も左もわからない。ただ、狙いはあった。先日「風に吹かれて」(11a)をRPしたKスケさんが、「しいさんなら、OSできますよ」と言っていたので、ぜひそれを狙いたいと思っていたのだ。

さて、まずアップだが、Sキ氏のおすすめに従って、「ティンカーベル」(10b)にマスターで取りつく。ところが、これが悪い!
はじめて来た岩場で、慣れない岩質の上に、ところどころ岩が濡れている。オンサイトだからもちろんホールドやムーブを探りながらになるので非常に疲れる。中間部の1手が遠いスラブパートでは、ムーブがなかなか見つからず、5回くらい登っては降り、を繰り返す。さらにその後の、ちょっとランナウトしているパートがかなり怖くて、ここでやめたくなった。
以前はよく、壁にはりついている途中で突然恐怖心にとらわれて、「なんでこんなことしてるんだろう?」と思うことがあったが、久しぶり(数年ぶり)に、そんな恐怖感がわいてきてしまった。
それでも、「10bだから…」となんとか続けて、終了点直下までは行ったものの、最後はガバが見つけられず、終了点のチェーンをつかんでしまう。残念。

アップのつもりが、全力を出し切ってしまい、もうお腹いっぱい。今日はこれでいいや、くらいの気分だ。
マスターOSトライだったからということもあるかもしれないが、体感では10dはある。まあ、アップでやるルートではない。

少し休んでから、「風に吹かれて」(11a)にOSトライ。こちらはヌンチャクがかかっているし、下からでもチョークがべったりとついたホールドがよく確認できて、だいたいのムーブは読めるので、少し気楽だ。
思った通り、ホールドはほとんどガバで、ムーブ的にも特に困難なところはなく、あっさりとOS。とても快適、気持ちのいいクライミングだった。

まだ午前中だが、これで今日の目標は達成した気分で、あとは昼寝でも交えながら適当に触っておこうという感じ。
Sキ氏が「エアダンス」(12a)をトライしていたので、自分も触ってみる。最初、下部のパートを左周りでトライしていたら、となりにいたOっち氏が「それは直上だよ」と教えてくれた。
それで、直上ムーブを試してみたが、遠いカチが取れる気がしない。さっさと諦めた。

アイロンヘッドをやってみたかったが、と思っていたが、ルートが空かず。空いたときには、2時くらい。先に登ってた方が「登るならヌンチャクを残す、登らないなら回収する」と言ってくれたが、この時間から登って、さくっとトップアウトする自信がなかったので、やめた。

もう1本なにか簡単なところを、と思ってたら、「チェシャネコ」(10d)にヌンチャクがかけられたままルートが空いたので、借りてトライしてみた。少し前に、けっこう上手そうな女性がトライして、なかなか苦労していたのを見ていて、やってみたくなった。
下部はガバガバでこれと言って問題ない。ところが、終了点直下のハング越えのところ、まさにさっきの女性が苦労していたところだが、ここが難しい。
最初は、ムーブが作れず、無理矢理突っ込んでマジ落ち。
その後、ヒールフックを使うムーブはわかったが、手が甘いので決して簡単ではない。というか、かなり怖い。北落師門のリップの乗越しより怖いかも。ほうほうの体で、トップアウトのみ。
1手ものだからこのグレードなのかもしれないが、11aと言われても十分納得するな。

ぐったり疲れて、3時ごろ撤収。
行きに懸垂で降りたところの登り返しは、2人ずつのリード、フォローで。壁に立派な金属のステップが設置されていた。近くにいた人に聞いたところ、先週はなかった、ということなので、つい最近しつらえられたのだろう。これがあれば、クライミングシューズを履く必要はないくらい(自分ははじめてでよくわからなかったので、クライミングシューズを履いたが)。渋滞解消に役立と思う。
それでも、上で一休みして、大重丸の駐車場に戻った時は、撤収開始から小一時間経っていた。やはり、登れるのは3時くらいまでなのだろうな。

帰りはよくわからないがうまく抜け道を抜け、東名で多少の渋滞はあったものの、8時くらいには吉祥寺に着いた。早かった。
しかし、東京に着いたら、やたらと寒い。城ヶ崎は暖かかったなあ。

Oトモさん、行き帰りの運転、ありがとうございました。

・ティンカーベル(10b):×(終了点でチェーン掴み、MOS失敗)
・風に吹かれて(11a):OS
・チェシャネコ(10d):×(核心で3回くらいフォールした後、トップアウトのみ)

▼にぎわってはいたが、混雑というほどでもない
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by seeyou44 | 2014-12-29 23:40 | 外岩クライミング | Comments(0)