おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

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書き忘れていたこと。教えられたこと。

そういえば、前回の河又日記で書き忘れていたことがあった。

Mサシ君のデザートソング(12a)のRPだが、いわゆる「限定」ホールドを使わないムーブだった。
(ルートの設定上、限定とされているわけではないが、初登時には存在しなかったホールドのこと。自分はこれを使わない限定をしてる、という意味で、「」を付けて「限定」と表現している。)

<参考>
http://climberclimber.blog10.fc2.com/blog-entry-4.html

前回も書いたように、このルートを自然に勝井ムーブ(≒初登ムーブ)で登ってしまったツヨツヨのHさんは、「あのホールド(「限定」ホールド)を使ったら、11aでしょ」と言っていた。
真顔で言っていたので、冗談とも本気ともつかなかったが(冗談だろうけど)、いくらなんでも11aになるということはなかろう。
だが、使わないムーブより、少なくとも0.5グレードくらい(その核心部のみをボルダーグレードで示せば1級分くらい)は易しくなるというのは、実際に感じる。

もちろん、Mサシ君も、偶然にそのホールドを使わなかったわけではなく、本人が「より良いスタイル(初登に近いスタイル)で登る」ということを意識して、そのようにムーブを組み立てたのである。
前の記事に書いたように、少々感じ悪い男(冗談です)だが、こういうところはなかなか美しいと思う。

所詮は岩登りなぞ、ほぼ100%近く、自己満足の遊びだ。
それは、何一つ世の中に寄与せず、何一つ他人の役に立たないという意味と、もう1つは、「何をしてよいか、いけないかを決めるルールや審判がない」、という意味においてである。何をしてよくて、何をしてはいけないかは、ルールブックや審判が決めるのではなく、自分の中の美意識が決めるのである。
(もちろん、室内クライミングコンペの話ではありません。外での自由な岩登りの話です)

そうだからこそ、クライマーの心の中に基準がなければならない。自分にとっての「美しさ」という基準は、とても重要である。

話がずれていくが、同じ河又の岩場に有名な「大五郎」という11aのルートがある。このルートは中間くらいの棚から、コルネ沿いにボルトが打たれており、当然まっすぐコルネ沿いに登るラインが自然だ。
しかし、斜めに大きなクラックが走っていて、棚に乗ったままで左に移動して、クラック沿いに左から回り込んで登ることもでき、そうすると、この部分はだいぶ簡単に登れる。最近触ってないのではっきり言えないが、ボルダーグレードで示せば、2級分くらい易しくなると思う。
この左回りで登っている人もたまに見るが、あれも自分の美意識には反する。
もちろん、「じゃあ、どこまでのホールドを使ってよくて、どこからはだめなのか、厳密に示せ」と言われると、「できるだけボルト沿い」に、としか言えず、「じゃあそれは何センチ以内か」と言われるとやっぱり困り、「ご自分の美意識(と良心?)の声に耳を傾けてください」としか言えない。

もちろん、先に書いたように、クライミングの根本は自己満足。だから、どう登ろうと登った本人がそれで満足しているのであれば、他人がとやかく言うことはなにもない。(親しい仲間がそのように登ったら「それはルートから外れすぎだと思う」とは言うだろう)
しかし、自分は自分の満足のために登っているのであるから、そういう登り方はしたくない、というだけのことである。

とかっこいいことを書いても、正直に言うと、自分もヒヨったり、あるいはヒヨりたくなったりすることも、ままある。
デザソンも、一時はあまりの登れなさに「「限定」を使ってでも、とりあえず一回RPしておこうかな…」と思ったこともある。
だが、Mサシ君のトライを見て、また気持ちが引き締められた。以前にお会いした、やはり「より美しく登りたい」と言ってた名前も知らない若いクライマーと言い、若い人から教えられることが多い。

ちなみに、河又の「ディレッティシマドラゴン」を登った時、核心部分(最上部)を右回りで登ったのだが、このライン取りは、自分のなかでいまだに引っかかっている。そのときの記事にも書いているが、右から回るラインは、やや美しくない。機会があれば、直登で登りなおしたいと、記事にも書いていたが、いまだにその機会がない。
一度登ってしまうと、美しくなかったと思ってもなかなか再登する機会はないものだ。
そのことを思い出して、デザソンはやっぱり「限定」なしで登ろうと決めた。
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by seeyou44 | 2014-04-25 03:14 | クライミング研究 | Comments(0)

ヒヤリ体験、油断大敵!

先日、T-WALLでいわゆる“ヒヤリ体験”をしてしまった。
恥ずかしいことだが、今後の教訓のために記しておく。

某氏とリードをやっていて、ぼくがビレイをしていた。某氏がルーフ壁の核心前でテンションし、ムーブを探っていたが、突然「あ、危ない。おろして」と叫んだ。
なんだかわからないが、すぐにロワーダウンで降ろす。なんと、地面に降り立った某氏のハーネスのベルトが外れかかっていた!
某氏のハーネスは、昔ながらの、ベルト部分で二重折り返しをするタイプだ。そのバックル部分で、二重折り返しになっていなかったのだ。
もし気づかずにルーフに突っ込んで、大きなフォールでもしたら、重大事故になっていたかもしれない。
まったく、肝が冷えた。

習慣として、その日最初に登るときには、必ず相手のハーネスを確認している。
その時には、きちんと二重折り返しになっていた。
ところが、その後で某氏はトイレに行ったのだが、トイレでハーネスを外して付け直した際に、二重折り返しをし忘れたらしい。

教訓:「登るたび」に毎回、相互にハーネスのチェックを必ず行うこと。クライマーの不備は、ビレイヤーの責任でもある。
何度も登って慣れているパートナーだったり、あるいは相手の方が年上や上級者だと、毎回チェックするのは面倒だったり、少し気兼ねも生じるかもしれない。しかし安全に関わるチェックでは、そのような気持ちは有害無益。必ず毎回のチェックをしよう。

余談だが、「ヒューマンエラーを防ぐ」という意味では、二重折り返し不要タイプのバックル(ブラックダイヤモンドで言うと、スピードアジャストバックル)がついたハーネスが、優れていると、改めて思った。
二重折り返し不要タイプのバックルがあるのに、なぜいまだに二重折り返しタイプが発売されているのか、不思議でならない。
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by seeyou44 | 2012-12-12 23:59 | クライミング研究 | Comments(0)

クライミングメモ52(ジム45、TW江戸川橋13(p11))リードなら、なんとか。。。

スラブ株の仲間が、お見舞い会を開いてくれるという。有り難いことである。
せっかくなら飲むだけでなくて軽くクライミングも、ということで、右膝の受傷後2週間目で、はじめてのクライミング。

怪我をした膝は、だいぶ腫れも引き(まだ左よりは腫れているが)普通に平地を歩く分にはほとんど影響がない程度にはなっている。
ただ、長い時間歩くと、膝全体に軽い痛みがある。また、思い切り伸ばしたり、しゃがんだりは、できない。
なにかの際にひねったり、不意の段差を踏んだりすると、痛みがでる。ひねったり外側に曲げたりする負荷で痛むのは、内側側副靭帯の捻挫だろう。

最初、ボルダーをちょっとやったが、やはりこれは怖い。飛び降りることはできないので、絶対に落ちない易しい課題で、クライムダウンできるものだけをやったが、それでも不意にバランスを崩すと落ちそうで怖くて、すぐにやめた。
Akioさんとリード。5.9、10b、10cと登り、たまに足を大きく開かなければならないムーブで、内側側副靭帯がズキっと痛むときがある。でも、思ったより登れる。

YMD部長から、膝のサポーターを借りた。ヒンジこそないが、けっこう強力に締め付けるもの。やはりサポーターをつけると、安心感がある。

サポーターをつけてから、ホールド替えになっていた、左ハング壁で、青10d/11a。T沢さんから、意外と悪いよ、と聞き、どんなもんかと触ってみたら、1箇所スローパーの処理が悪いところがあって、テンション。
普通に行くと、微妙なバランスでスローパーを保持しながら、思い切ってデッド気味に次の手を出すムーブだけど、やはり怪我をしてるところがあると、これが怖くて、躊躇してしまった。怪我をしている方の膝をぶつけそうな感じもある。
少し探ったら、スタティックに行けるムーブがわかり、次でRP。

続いて、赤11a。OS。こちらはすべてスタティックに行けたので、青より易しく感じた。怪我をしてる足で、11aがOSできるなら、十分。

最後に、ルーフ壁の青10cを登り、クライムダウンしようと思ったが、クライムダウンは無理だった。
2週間まったくホールドを触ってないので、指の保持力も若干落ちている気はした。

わかったこと。
・ボルダーは危険。リードだけにしておいた方が無難。
・姿勢にもよるが、デッドで出すムーブがあると、ちょっと怖い。
・登るときはサポーターをした方がいい。

しかし、思ったより登れることがわかった。今後はどんどん良くなるだろうし、現時点で11aがOSできるくらいなら、レベルを上げていくこともできるかも。
膝の手術をするとしても、早くても9月。パスもあることだし、どんどん登ろう。

その後は、スラブ株の面々と、萬福で食べ飲み放題。2時間たっぷり食べて飲んで、盛り上がった。
しかし、普段はあまり食べないのに、久しぶりにたくさん食べたから、朝の体重は1キロ以上増えていた。。。
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by seeyou44 | 2012-06-18 07:16 | ジムクライミング | Comments(2)

トレメモ17 背中、脚、二頭 疲れがひどい。。。

疲れが抜けない。
一昨日の暴飲の影響か、それとも昨日のボルの疲れか。昨日は7時間近く寝たので、激しい睡眠不足というわけでもないのだが。
左背中に若干の筋肉痛もある。しかし、どうしてもシャワーを浴びたかったので、無理して行った。

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by seeyou44 | 2012-02-28 22:07 | トレーニングメモ | Comments(0)

クライミングメモ6(外1)ユガマクで外岩リハビリ目論むも、極寒で早々に退散

ジムのボルダーでは、怪我前の6~7割くらいには戻ってきた感じなので、そろそろ外岩でも行こうかと、W君と湯河原幕岩へ。
どうせ難しいところは登れないので、近場で暖かそうなところということで、久しぶりのユガマクにした。
朝から、小田急線が地震で停まるアクシデント。すぐに再発車となったから良かったが、近いうちに東京直下型大地震が来るというのは本当なのだろうか、と行きのW君の車ではもっぱら地震や原発の話で盛り上がる。

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by seeyou44 | 2012-01-28 21:09 | 外岩クライミング | Comments(2)

クライミング、ウェイトトレの今年の目標など

このところいろいろと心配事が多く重なり、気分の落ち込みが激しい。それもあって、クライミングのモチベーションもいまひとつ上がらない。怪我のあと、以前に比べて全然登れなくなっている、ということもあるが。
そこで、とりあえず今年の目標を定めてみることにした。

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by seeyou44 | 2012-01-17 03:10 | トレーニングメモ | Comments(0)

2011年の遊びのまとめ

今年のまとめを簡単にメモしておく。

1月 「ドロボーカササギ」RP(天王岩、11a)

2月 「大五郎」RP(河又、11a)、河又で転倒、左靭帯損傷、全治3カ月

3月 東日本大震災。

4月 リハビリクライミング。中旬に江戸川橋パス購入。

5月 「八月革命」RP(天王岩、11b:初11b)。「貂が見ていた」RP(聖人岩、11b)。その他、太刀岡(「ルートキラー」トライ)、柴崎ロックなど。

6月 聖人岩(「黒山賛歌」トライ)、新潟山菜キャンプ

7月 クライミング開始3年。「水曜日のシンデレラ」RP(小川山、11a、RP)

8月 ソリューションリソール。湯檜曽本谷遡行。

9月 江戸川橋リード11cdをRP、ジムグレード更新。甲府幕岩。「アバタもエクボ」RP(小川山、10c)

10月 江戸川橋で右かかと骨折。ちょうどパスが切れる直前で不幸中の幸い。後半、上半身のみウェイトトレーニングは再開。

11月 クライミングができないとヒマで、ひたすら酒を飲むことが増える。

12月 前半から、右肘に「テニス肘」症状。痛くてモノがもてない。松葉杖不要になり、足はとりあえず完治するも、肘痛でクライミング行けず。年末にやっと再開。10aが登れず凹む。

クライミング
2月に左靭帯損傷、10月に左かかと骨折と、大きな怪我に2回見舞われ、まともに登れた期間は半年くらいか?まあ、仕方ない。その中でも、以前から目標にしていたルートがいくつか登れたので、それなりに充実したクライミングライフだった。スラブ(株)の仲間やジム仲間も増えて楽しく登れたのが幸い。

ウェイトトレーニング
有酸素のみのときも含め、70回ジムに行ってる。月6回弱とすると、意外と少ないかも。足を怪我している期間でも、上半身のみのトレーニングには行けていた。でも、重量はほとんど変わらず。ちょっと無理すると関節や腱を故障しやすいので、無理せず。体重コントロールとトレーニングのバランスが悩ましいところ。

有酸素
有酸素は30分~45分程度、コンディションニングとしてトレミやバイクをやるだけになってしまった。クライミングをやってウェイトもやってると、どうしても時間がないし、体力もない。1年に1回くらいはフルマラソンを走りたいとは思うけど。。。
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by seeyou44 | 2011-12-31 19:30 | よしなしごと | Comments(0)

スラブ(株)、小川山研修 精神カンテ、アバタもエクボ

23(金)~24(土)と、小川山クライミングへ。

今年2回目の小川山。
京浜東北線から武蔵野線に乗り換えて、新座駅5:40集合。YMD部長号で関越に乗り、佐久平PAで会長号と合流。空は曇り、途中で少し雨が降ったりして、先が心配になる。
ナナーズでタマさんと合流、信濃川上駅でAkioさんと合流して、廻り目平キャンプ場へは11時半ぐらいだろうか。
現地は、雨は降っていないが、先ほどまで降っていたような感じで地面が濡れている。そして、かなり涼しい。最初、半そでTシャツの上にウィンドブレーカーを着ていたが、寒いので、長Tを着た。たくさんいるボルダラーは、ダウンジャケットを着ている。涼しくはあるが、いくらなんでもダウンジャケットは大げさだろう、と思ったが、そうでもないことが後で判明する。
テントを設営して、昼食を食べ、さてどこへ行こうと話し合う。
とりあえず近いところということで、リバーサイドへ向かうこととした。
このところの雨の影響で、西股沢はかなり増水しており、ケルンが積まれた渡渉ポイントでは渡れず、堰堤の上まで登り、靴を脱いで渡る。思ったよりは冷たくなかったが、途中でバランスを崩して、手に持っていた靴を濡らしてしまった。
リバーサイドについてみると、岩はびしょびしょ。。。こりゃだめだ、ということで、さらに上まで登り、マラ岩へ。妹岩にも、マラ岩上部にもだれもいない、貸切状態。マラ岩上部は、ほとんど乾いている。リバーサイドは上部が地面だが、ここは独立した岩だし、風通しがいいから乾きやすいのだろう。
「川上小唄」(5.8)にトライする組と、姉岩まで登って「卒業試験」(10b)にトライする組とに分かれる。
自分はマスターで卒業試験。アップというにはちょっと厳しいが、前回も登っているので、難なくクリア。
その後で、となりのセンター試験(5.8)を登る。この課題は左のカンテを使うとかなり易しくなるので、カンテを使わない、という一人限定で登ってみた。思えばアップの順番が逆だった。
再びマラ岩に降りて、「イレギュラー」(10d)をマスターで。去年触ったときは、2本目のボルトまでも行けなかったし、レギュラーと比べてもランナウトしてるので、どうなることかと内心不安だったが、テン山ながら、一応トップアウトはできた。自分的な核心は、最後のスラブ部分。その下のフェイス部分は、ホールドがわかってしまえばムーブ的にわからないところはなく、難しい感じはしなかった。あと、2、3回もやればRPできる感触。
しかしこの日は時間切れで下山、次回への宿題となった。

夜は一時雨が降ったが、すぐに止み、BBQ+焚き火を楽しむことができた。
かなりの冷え込みなので、焚き火ができなかったら辛かったかもしれない。
9時くらいには寝袋に潜ったが、フリースを着ないで寝たら、寒くて夜中に何度も目が覚めた(寝袋はモンベルの#3)。朝方にあまりにも寒いのでフリースを着こんだ。
後で聞いたら、朝方は5度くらいだったらしい。それは寒いはずだ。まだ9月だというのに。

翌日は7時ごろに起きて、午前中はボルダーへ。
会長が「石の魂」をやりたいというので、そちらに向かう。まず途中、分岐岩で遊ぶ。カンテの9級を登ってから、4級。難しかったが、課長が1撃したので奮起して、3、4回のトライで登れてほっとした。続いて、石の魂に移動して、5級や6級の課題を登る。
やっぱり、みんなであれこれと検討しながら登るボルダーは、盛り上がる。

午後は、そのままルートへ移動。水晶スラブに行くと、混んでいるので、裏手のひょっとこ岩で「精神カンテ」(10a)。2年前には登れなかったルートだが、なんとかRPできた。核心部は、かなり必死だったが。。。このグレードなら、もっと余裕を持って登れなければダメだと反省。

そして、そろそろ空いてきた水晶スラブで「アバタもエクボ」(10c)。
小川山らしく綺麗で、有名なスラブルートだが、これも2年前に触って、ボルト2本目までも行けずにショックを受けたルートだ。密かに目標としていたルートでもある。
1トライ目はかかってるヌンチャクを借りて。最初の右足乗り込みからアンダー、2ピン目のクリップまではスムーズにいけたが、その先の、アバタのような穴をつまんで左トラバースし、ガバをつかむまでの核心ができない。順番を待ってる人もいるので、いったん敗退して下ろしてもらう。だが、感触は悪くない。岩のフリクションもいいし、ちゃんと足で立てる感じがする。ステルスHFにリソールしたソリューションが、ばっちり効いている。
2便目、前の人が見事に登って、ヌンチャクが回収されてしまったので、マスターで。といっても、このルートは遠さが核心ではないので、マスターでも難易度に変わりはない。2ピン目までは前回同様。
そこから、うまいこと穴を保持して、微妙なトラバースをこなし、遠い左手が取れた。左足の一歩がポイント。ここが取れれば、あとは5.9くらいのスラブを慎重に登るだけだ。上部はやさしい。ホールドにはしっかりチョークがついていて迷うこともなく、終了点へ。
2年越しの目標ルートが制覇できて、嬉しかった。
アバタもエクボは、やはり有名ルートだけあって、とても面白く、核心を越えれば上部はやさしい、というのも快適で、何度でも登ってみたい。
ポイントは、シューズかな(笑 ソリューションは花崗岩スラブにとてもいい。

もう1泊してファミリーキャンプを楽しむ会長一家を残し、6時ぎりぎりにキャンプ場を出た。
帰りの関越は、予想に反して渋滞もなく、車内でおでんを食べビールを飲んだり、寝ているうちにスムーズに帰宅。行き帰りとも運転をしてくれたYMD部長、ありがとう。

今回は、グレード的にはこれといった成果はなかったが、2年前から気になっていた課題がまとめて片付けられ、イレギュラーでも次回に繋がる好感触を得られたので、まずまずよかった。
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by seeyou44 | 2011-09-26 23:19 | 外岩クライミング | Comments(0)

2年ぶりの甲府幕岩。スズメバチと、自信喪失

この連休はW君とどこかへ登りに行こうと話してた。小川山でもよかったのだが、次の連休も小川山の予定なので、ちがった所に行きたいと思い、2年前に行ったきり、一度も行ってない甲府幕岩へ向かうことにした。

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by seeyou44 | 2011-09-19 23:42 | 外岩クライミング | Comments(0)

クライミングをはじめて3年

クライミングをはじめて、だいたい3年になる。
2008年の6月から、都岳連の岩登り教室を受講して(~11月)、技術を学びつつ、7月からクライミングジム(主にT-WALL江戸川橋)に通い始めた。
都岳連の講習を受講したということからも想像できるが、最初はフリークライミングに興味があったわけではなく、もともとは登山のレベルアップのために岩登りの技術を身につけたいというのが動機だった。

しかし、mixiを通じてクライミングの仲間ができて、一緒にジムや岩場で登ったりするうち、すっかりフリークライミングの魅力にとりつかれてしまった。スポーツとしての要素が強いクライミング、という面を強調するなら、スポートクライミングの魅力と言ってもいい。
もちろん、いまでも、(スポーツ的要素よりは)冒険的要素が強い、いわゆる“本ちゃん”のルート(※)や、登攀的要素の強い沢登りには大変興味があり、どんどん行きたいのだが、登山道を歩くような普通の登山には、あまり興味がなくなってしまった。抽象的なのだが、冒険的な要素への憧れ、みたいなものが強いだろうか。もっとも、本当の冒険をしたいわけではないので、あくまで“遊びのルール”としての冒険的要素、という意味ではあるが。

(※)アルパインクライミングというのは、字義のとおり「アルプス的」なクライミングであり、日本では冬期登攀のみがあてはまると思うので、無雪期の“本ちゃん”ルートは「アルパインクライミング」とは呼びたくない(マルチピッチフリークライミングは、もちろんアルパインクライミングではない)。別にアルパインクライミングが偉いと思っているわけではないので、こう言ったからといって、“本ちゃん”の価値が落ちるというわけではない。また、アルパインクライミングのトレーニングのための、無雪期本ちゃん、というのはあり得るだろう。

スポーツの要素が強いフリークライミングだが、これは「道具に頼らず自分の肉体と精神の限界に挑戦する」という意味では、困難な場所に行くというのとは別の意味で冒険的(challenging)な遊びだな、という気がしており、しかも本当の冒険に近い“本ちゃん”や沢登りに比べれば、ずっと手軽に、抽出された冒険的要素を楽しめるところが、気に入ったのかもしれない(基本は出不精なので)I。

だから、飽きっぽい自分にしては珍しく、もう3年も続けているのだが、いまだにジムで11c、岩場で11bというのが最高グレード。
残念ながら、この遊びに対する天賦の才能にまったく恵まれていないことは明らかである。まあ、別にプロになろうというわけではないのだから、ゆっくりでも上達して、楽しく遊べれば(むしろ上達が遅い方が楽しめる時間が長い、という考え方もある)それでいいのだが、やっぱり上達したいなあ、と思う。

それで、何が自分の上達の遅さの原因かを考えてみたら、思い当たるのが怪我である。不注意なのか、アホなのか、この3年間で4回も大きな怪我をしている。

・2009年5月:ジムで右手薬指怪我(軽いパキリ)。指自体は1か月くらいで治ったが、その後、原因不明の頭痛問題があり、3ヶ月くらいほとんど登らなかった。
・2009年8月:小川山・精神カンテでフォール、棚にぶつけて右足首捻挫。1か月くらい登れない(意外と早く治ってる)。痛みが完全になくなるまでは3ヶ月くらい。
・2010年9月:ジムで左手薬指怪我(軽いパキリ) キャンパにぶら下がれるようになるまで50日くらい。2ヶ月くらいは、ちゃんと登れない。
・2011年2月:河又のアプローチで転倒、左ひざ靭帯損傷。ほぼ2ヶ月丸々登れず。3ヶ月後から、痛みはあるがまあまあ登る。未だに、内側にひねると軽く痛む。

というわけで、怪我などでほとんど登れなかった期間が、3年間のうち8~9ヶ月くらいある。
そのたびに、低いレベルからやり直しになり、リハビリの期間も必要だから、これでは上達が遅いわけだ。もし、これらの怪我が全部無ければ、ジムで12くらい登れてるんじゃないか、という気がしないでもない。
わかりきったことではあるが、長い目で見たときには大きな怪我や故障をしないということが、上達の早道だ、ということが実感できる。

とはいえ、クライミングは、ある程度の危険を本質的に内包していることは間違いない。怪我を避けるためには「無理をしない」というのが大切だが、「無理をするから面白い」というのもまた事実。
なるべく怪我をしないで楽しみながら、上達したいですね。
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by seeyou44 | 2011-07-27 01:27 | クライミング研究 | Comments(0)