おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

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最近の購入物

最近購入したクライミング関連物品のメモ。
とくに安全確保の道具は、消耗度を推し量るためにも、購入年月は記録しておいた方がいい。

▼ロープとロープバッグ
ベアールフライヤー2(50m)と、BDのロープバッグ・スーパーシュート
ヤフオク購入(8月)。
送料、手数料等込みで、あわせて9000円くらい。これは安かった。
ロープは5回程度使用という中古。見た感じはほぼ新品だった。だが、テンションかけているときなどにカラビナとこすれるとキシキシと音がするのが、ちょっと気持ち悪い。コーティングの具合なのか? 
スーパーシュートは、容量がけっこうあって使いやすい。
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●クイックドロー
BD、ライブワイヤー。5本。ヤフオク購入。
5本セットで、送料手数料等込み11,500円くらい。1本あたり2300円か。長いのは、ペツルを使うので、こちらは短い方担当。といっても、ペツルの12cmよりは長くて、12cmと17cmの中間くらい。
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●クイックドロー
ペツルスピリットエクスプレス17cm。1本。ヤフオク購入。
込み込みで2400円くらい。なんだかんだ言って、一番使いやすい。今まで4本持っていたので、5本になった。普通に買うと高いから、安く出ている時にちょいちょい買い足していくのがよいか。


●シューズ
スカルパ、インスティンクトS(Eur38)。
江戸川橋の現品処分で10,000円ぽっきり。ソールは、XS Grip2とは思えないくらい硬い。この値段なら、履きつぶす感じでも十分だろう。
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by seeyou44 | 2015-10-15 15:39 | ギア、ウェア | Comments(0)

初心者が知っておくべき、フリークライミングの道具について(2)

●(2-1)この記事が対象とするクライミングと、対象者
ここでは、外岩でのリードクライミング(特に、ボルトルートにおけるスポーツクライミング)において必要な道具(ギア)について説明する。基本的な対象は、これからクライミングをはじめたい入門者、あるいは最近はじめたばかりの初級者である。

検索でいきなりこのページに訪れた人は、まず前回の記事を読んでいただきたい。
http://seeyou44.exblog.jp/21889545/

フリークライミングとは、第一に「自分の身体だけで、自然の岩をありのままで登ろうとする精神」のことである。
だから、「この道具を揃えたら、立派なクライマー」みたいな言い方は、そもそもフリークライミングをまったく理解していないものである。

前回はその点について確認した。

だが、なんでもそうだが、理念が現実と一致することは、通常ありえない。フリークライミングにおいても、目指すべき理念から「なるべく」外れない形でということを意識しつつ、実際は道具を利用する。
その理念を最初から共有していない人は問題外として(それはそもそもフリークライマーではない)、理念は共有していても、上の「なるべく」の範囲をどうとらえるかが、人によって異なるので、ときに議論が生じる。(というか、最近はあまり議論も生じないようだが。)

そして、理念は理念としてしっかり理解してもらいたいが、それを唱えているだけは、非現実的であり、不親切だろう。実際には道具を使うのだから、それについてもきちんと説明したい。

なお、リードクライミングのシステム自体については、ここでは解説しない。市販の参考書で確認していただきたい。私のおすすめは『増補改訂新版 イラスト・クライミング』(阿部亮樹著、東京新聞出版局)である。


●(2-2)目的に応じたギアの分類
クライミングギアは、「安全確保のための道具」と、「その他」の2つに大別できる。
安全確保のための道具とは、クライマーがクライミング中に落ちた時に、地面まで滑落することを止めるために使うもので、ロープやハーネス、クイックドローなどである。
一方、「その他」は、シューズやチョークなどである。これらは、本当は「登るための道具」と言いたいところなのだが、「安全確保以外に、道具を使わないで登るのがフリークライミング」という定義なので、登るための道具という言い方は、フリークライミングの定義と矛盾する。そこで、「その他」としておく。


●(2-3)必要度に応じた道具の分類
安全確保のための道具の多くは、「絶対に必要なもの」である。一方「その他」の多くは、「あってもなくてもよいもの」である。
たとえば、ロープは「絶対に必要なもの」である。
一方、クライミングシューズは「あってもなくてもよいもの」である(スニーカーや登山靴で登っても、あるいは裸足で登ってもかまわない)。
当然のことだが、揃える順序としては「絶対に必要なもの」が優先で、「あってもなくてもよいもの」は優先度が低い。


●(2-4)必要単位に応じた道具の分類
リードクライミングは通常、2人が1組になって行う。1人が登る人(クライマー)で、もうひとりが安全を確保する人(ビレイヤー)である。

クライマーとビレイヤーとは、ロープで結ばれているが、そのロープは「ハーネス」によって各自の身体に固定されている。

ここからわかることは、「ハーネス」は各自に1つずつ絶対に必要だが、ロープは1パーティ(2人)で1本あれば足りるということ。(パーティとは、クライミングをするグループのことである)。

このように、クライミングのギアには「各自に1つずつ必要なもの」と、パーティ(2人)に1つあれば足りるもの、とがある。


●(2-5)道具は、各自が自分のものを使うのが原則
パーティに1つあれば足りるものは、人から借りて使うことができる。

ただし、クライミングギア、特に安全確保のためのギアは、自分のものを使うのが原則である。
その理由は、ギアの信頼性を他人に担保させないこと、言い換えると、万一事故(ロープ切断など)が起きた場合の、責任問題を回避するためである。安全性について自分で管理できる部分は自分で管理できるようにしておくのが基本、ということだ。
また、ギアは使うたびに消耗するので、他人のギアの消耗を防ぐため、という理由もあげられる(個人的にはケチ臭い理由だと思うが)。

つまり、(2-4)で説明したように、物理的には、ロープは各パーティに1つあれば足りるのだが、実際には、各自が自分のロープを持参し、自分が登る際には自分のロープを使うことが原則、だと覚えておこう。

ただし、山岳会や学校のサークル的な団体などでギアを共有物として共同購入していたり、あるいは親しい友人同士で、ロープ担当とクィックドロー担当などと分担して持参することを予め話し合っている場合などは、この限りではないだろう。

また、これからリードクライミングを始めたい初心者が、ためしにトライするような場合、いきなりすべての道具を揃えることは、ハードルが高いだろう。そういう際は、先輩や仲間の道具を借りて使ってもよいと思う。

このように、ケースバイケースで例外はあるが、あくまで原則は「自分のギアを使う」であると思う。


続く(予定)。
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by seeyou44 | 2015-07-01 14:20 | クライミング研究 | Comments(0)

初心者が知っておくべき、フリークライミングの道具について(1)

ネットコンテンツのステレオタイプな表現に、「○○を××するために役立つ7つの方法」みたいな見出しの付け方がある。
こういう、数字の入った見出しがついてるだけで「ああ、そこらのネット情報を適当に拾っただけの手抜き記事ね」と思ってしまうし、実際にそういう単なるネットの寄せ集めコンテンツが多い。もちろん、中には有益な情報が混ざっていることもあるから、全部がくだらないと切って捨てることもできないのだが。

こういった記事はたいてい、ウェブサイトならアフィリエイトで小銭を稼ぐことを目的にしている。一方、従来からある商業メディア(媒体問わず)は広告スポンサーで成り立っている。
そのためどちらも、商売的な都合により、あるいは単なる無知により、どうでもいいことが強調されているくせに、大切なことは書かれていない、ということがよくある。

●これからクライミングをはじめる方に知っておくべき5つのこと

私がクライミング初心者に伝えたいと思う、知っておいてもらいたいと思う大切なことは、ジムの選び方でも、シューズの選び方でも、ムーブでもない。
そんなことは、本当にどうでもいい。

リードクライミング、ボルダリングも含め、フリークライミングでもっとも大切なことは「フリー」という考え方だ。
フリークライミングの「フリー(FREE)」とは、自由という意味ではなく、「アルコールフリー」などというときのフリーと同じで、「無い」「使わない」という意味である。では、なにを使わないのかというと、「道具を使わない」ということだ。

どんなものごとにも、それが生まれ出る母体がある。フリークライミングも、ある日突然無から生じたのではない。それまでに行われていたクライミングを母体として派生し、それを乗り越えて行こうとする意志をもって生まれたものだ。

「それまでのクライミング」とは、一口で言えば、「登るためならどんな手段を使ってもいい」というスタイルだった。岩に金属を打ち込んで、それを手がかり、足がかりにしたり、はしごを設置したり、上から垂らしたロープを掴んだり、とにかく、どんな手段を使っても頂上に達すればいい、ということである。
普通の登山道でも、少し危ないには、鎖が設置されていたり、足がかりとなるような金属が打たれているのを、多くの人はご存知だろう。要はああいうものを目的地(頂上)まで設置して行う岩登り、だと思えばいい。
人工物を使って登ることから、これを「人工登攀」と呼ぶこともある。

こう書くと、えらく簡単に登れるように思えるが、エベレストのような高所だったり、冬山だったり、あるいはオーバーハング(前傾)している壁、もろく崩れやすい壁だったりすると、そういう手段を使っても、簡単に登れるものではない。そもそも、そういったものを設置すること自体、たいへんな労苦だし技術も必要だ。だからそういった、「何でもあり」の登り方が、一概に安易なものだか、悪いものだというわけではない。

しかし、遊びというのは創意工夫で面白くなっていく。
あるとき、そういう「登るための道具」には頼らないで、自分の手足だけで登った方が、岩登りは面白いんじゃないの?と考え、実際にそういうルールで登り始める人たちがでてきた。
その背景には、自然をなるべくありのままに楽しむ、という考え方や、道具に頼らない人間の身体の力を見直すといった思想的な意味もあっただろう。

こうして、道具を使わず、純粋に自分の手足だけで、岩を掴んで登ることで、岩登りという遊びに奥深さや幅広さが出てくることがわかった。面白いのは、道具を使ってはいけないという「限定」を設けることで、むしろ遊びに広がりが出たことだ。
「こっちの方が面白いぜ!」と気づく人が増え、それを真似する人たちが増えてだんだん広がり、従来のクライミングとは別に「フリー(道具を使わない)クライミング」という、ジャンルができたのだ。

●フリークライミングにおける道具は「妥協の産物」、使わないほどいい

ただし、道具を使わないといっても、高いところを登り、失敗して落ちたら、大怪我をしたり死んだりしてしまう。それはまずいから、安全を確保するための道具(ロープなど)は、やむを得ず使ってもいいか、と考えられた。だがそれは、あくまで「やむを得ず」という、言わば妥協の産物として使うのであって、実際には使わなければ使わない程よいという考え方だ。
当然ながら、登るための手段(手がかり、足がかり)として、そういった道具=人工物をに頼ってはいけない。それがフリークライミングの大前提だ。
「岩以外の人工物を使って登るのは反則」というのが、現在に至るまでフリークライミングの最も基本的なルールだ。
もう1つのルールが、同じ趣旨だが、「岩に人工的な変化を加えてはいけない」ということ。つまり、登りやすいようにと岩を削ったりしてはいけないということだ。
こうして生まれたのが、安全確保のためだけにロープや支点を使い、確保者(ビレイヤー)が安全確保しながらクライマーが登る、いわゆるリードクライミングである。
(中には、「フリー」の考えを厳密に適用し、安全確保のためのロープも使わない人達もいる。そういう登り方を「フリーソロ」というが、失敗すれば死んでしまうような遊びだから、あまり一般的ではない。)

一方、失敗しても死なない程度の高さの岩をフリーで登ろう、という考えから生まれたのがボルダリングである。飛び降りても怪我をしない、死なない程度の高さの岩なら、安全確保のための道具も使わないで済むし、確保者もいらない。
つまり、より純粋な形での「フリークライミング」を楽しめるのがボルダリングである。

●「登るための道具は使わない」と言うが?

さて、以上のようなフリークライミング発祥の歴史と、意義を少しでも知っていれば、「初心者がクライミングに行くために必要な○○のモノ」みたいな発想自体が、本末転倒であるとわかるだろう。

「道具をなるべく使わないで登るのがフリークライミングだ」ということこそ、初心者が最初に知っておくべきことだ。

とはいえ、実際には道具は使う。
「妥協の産物」としての安全確保の道具を使うのは、すでに説明した通り。これはやむを得ない。
だが、それだけはない。より積極的に「登るための道具」としてのシューズも使う。また、今ではほとんどの人が使う(使わない人もいる)滑り止めのチョークも、「登るための道具」の1つと考えていいだろう。

「『安全確保以外の道具には頼らない』などといいながら、高機能なシューズ、高機能なチョークなどを使ったり、より良い性能のものを求めるのは、矛盾してるじゃないか」って?

まったくその通りだと思います。

本当は、先の定義は「シューズとチョーク以外は、登るための道具を使わない」と書き直されなければならない。

すると今度は、「じゃあ、クラッククライミングに必ず必要なテーピングテープはどうなの? じゃあ、クラックグローブは?」と、疑問はどんどん湧いてくる。

●結局、なにが一番大切なの?

要するに、フリークライミングの理念だの、定義だの、倫理だのと言ったところで、それはとても怪しい、いい加減なものなのだ。ルールブックがあるわけでもなく、地域によっても異なるし、時代によっても変わる。
極端に言えば、狭い「クライミングコミュニティ」によってなんとなく共有されている不文律、あるいは「空気」のようなものなのかもしれない。

ただ、唯一言えることは、そういうこと ――フリークライミングとはなんなのか、道具を使わないとはどういうことか、といったこと―― を考えながら登ることこそ、フリークライミングをフリークライミングたらしめている本質のひとつなのではないか、ということだ。

これからフリークライミングを始めようとする方には、ぜひ、フリークライミングとは何なのか、道具に頼らないとはどういうことなのか、あるいは、初登の尊重とはどういう意味を持つのか、良いクライミングとはどういうクライミングなのか、といったことを考えながら登ってほしいと思う。


気が向いたら(2)を書くつもりです。
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by seeyou44 | 2015-06-20 00:14 | クライミング研究 | Comments(1)

たまにはギアネタを

ギアネタは、さほど好きではない。
なぜなら、ギアは金があれば買えるものだから。
金があれば買えるものなど、語るべきたいした価値はない。
外岩であれ、ジムであれ、「登ること」自体は金では買えない。だからこそ、語るべき価値がある。

などとカッコつけてみたところで、自分がギアを購入する際には、他人のレビューを参考にすることが多いのも事実。
一方的に情報を受け取るだけでは、申し訳ない気もする。自分でもささやかながら発信することで、他人の役に立つことがあるかもしれない。せいぜい、他山の石としかならないかもしれないが。。。

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すでにみなさんご存知であろうが、この3月~4月にかけて、消費税の増税にあわせるかのように、クライミングシューズメーカー各社が価格を引き上げている。
消費税値上げ分だけなら3%のはずだが、それをはるかに上回る値上げで、いわく「円安のため?」
じゃあ、特にファイブテンさんに聞きたいが、80円/ドルを切るような円高のとき、値下げしたんか! たしかに、スポルティバさんは、円高のときに少し値下げした。多分に、内外価格差が大きすぎて個人輸入を防ぐための防衛的なものであったにしろ、一応値下げしたことはした。しかし、ファイブテンさんは。。。
はっきり言って、かなり舐められてますよね、日本のクライマー。
それから八王子の某リソールショップ。ここも消費税増税にあわせてリソール料金10%値上げの「価格改訂」(他の作業ではさらに高い改定率になっているものもある)。
こういうのって普通、「便乗値上げ」って言うんじゃないのかしらん?

そういうわけで値上げ前の3月中にリソールに出していたソリューションが、約1か月をかけて戻ってきた。
時間がかかるのは、ま、仕方ないだろう。自分は「仕事が遅い男」として有名なので、人の仕事が遅いことは、あまり気にならない。どうせ早かれ遅かれ死ぬんだから、そんなに焦るなよ、って感じだ。
アマゾンさんなんて注文した当日に商品が届くとか、やりすぎだろ、"馬鹿じゃねーの"、くらいにしか思わない。そうやって、どこもかしこも無駄で過剰なサービスを蔓延させようとするから、ブラックな労働環境がはびこるんだろう。みんなもっとだらけていいよ。
便乗値上げは気になるけどね。

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●シューズネタ1
さて、ここからが本題だが、このソリューションは今回で3回目のリソール。HF→オニキスときて、今回はC4にしてみた。本当はHFが良かったのだが、バーチには去年の夏からHFが入荷していない。
ファイブテンが、アディダスに買収されたことが関係あるのだろうか?
実際、シューズメーカーにしてみれば、リソールなんかされたら、その分シューズが売れなくなるのだから、面白いことではないだろう。ビブラムのようなラバーを売るのが本業のメーカーならともかく、ファイブテンはシューズが本業だ。C4のような陳腐化した製品ならともかく、HFのような、差別化の源泉になる高性能ラバーを他社に卸すことに消極的になるのは、当然のことのようにも思える。
これだけ長期間在庫切れが続いていることとあわせて考えると、今後も入る可能性は低いのではないかという疑念がわく。

まして、最新のMi6がリソールラバーとして使われる可能性は、限りなくゼロであろう。

(関係ないけど、チームファイブテンの黒い奴は、マイナーモデルチェンジして、ソールがHFになりましたね。結局、ミスティークというラバーは失敗作だったということ?)

そこで気になるのは、いま使っているVXiの寿命だ。
現状では、Mi6ラバーは、フリクションがよい割には、意外と減りが少なく、もちが良いという印象である。しかし、いずれはソールが寿命を迎えるであろう。その時にどうするか?
アッパーも極薄素材だし、ランドも入っていないようなので、全体に耐久性は低いだろう。わざわざ7000円ほど支払って、より性能が劣るC4にリソールするのか?(そもそもリソールが可能なのだろうか?)
それとも、21600円(10%オフで買えるが)で新品購入か? 貧乏な自分には、非常に悩ましい選択だ。物理的に可能なら、1回はリソールをしてみるだろうが。

今回3回目のリソールをした初代ソリューションは、2010年11月の購入。すでに3年半も履いていることになるもちろん、これだけをずっと履いているわけでないが、長持ちしている。足にぴったり馴染んでいて、ジム用としては最高。自分でラバーコートしたアッパーは、十分丈夫で、まだ1,2回はリソールできそうだ。
ソールの残りがたっぷりのうちなら、外でだって十分通用するだろう。外では石灰岩が多いので、フリクション重視でHFリソールの2代目を使っていたが(VXiが来る前まで)、アップ用ならこれで十分。
そう考えると、ソリューションはコストパフォーマンスは高いなあ。
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●シューズネタ2
「値上げ前に」と思って購入したパイソン(EUR36)。
伸びる伸びると誰もがいい、ソリューションが37ならパイソンは1サイズ小さい36でちょうどいいと言われたが、痛くてたまらん。入るけど、登れるけど、ピッチピチ過ぎて「足裏感覚」など皆無。。。1回ジムで履いて、あきらめた。
N村氏は、「一ヵ月くらい痛くてたまらないけど我慢して履いて伸ばす」と豪語しているが、そこまでして伸ばすなら、最初からハーフ大きいのを買った方がいいのでは、と思ってしまう。
また、このシューズもミウラー系のラスト(足型)だと思うが、やっぱりミウラー系は、自分の足形に合ってないような気がする(ソリューションは、ミウラー系とは少し違う。先がセンター寄り)。
また、ちょうど同時期にチームVXiを手に入れて、そのあまりの柔らかさと快適さを知り、どうしてもそれと比べてしまうということもある。

シューズに関しては「柔らかい担当(チャートや石灰岩?)」がVXi、「硬い担当(花崗岩?)」がソリューション、「ジム担当」が古いソリューション、で、もういいかと思い始めている。

といいながら、履いたことのないのがオクで出てると、つい買ってしまうのだけど。。。

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●ヘルメットネタ
ところで、昨日の河又では、オレンジ色の憎いやつ(※)「シロッコ」を初実戦投入。

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やはり軽い。まじで軽い。重さはまったく気にならない。
そして装着感も良い。通常のヘルメットでは頭に着く部分がやや硬いベルトだが、シロッコでは布のテープ(ひも)で、こすれる感じが少ない。軽いから、頭を前後、左右に振っても、ずれがほとんどなく、ぴったりと追随してくれる。

だが、自分の場合、ずっとつけていると、頭皮が少しかゆくなるのが気になった。これは帽子をかぶっていてもなるので、たぶん皮膚が過敏なのだと思う。だから、帽子も嫌いだし、通常のヘルメットはもっと嫌いだ。シロッコは、帽子や通常のヘルメットよりは密着感が少ないのだが、やっぱり皮膚の違和感が、ちょっと気になる。それで、後半の登りでは、脱いでいた。慣れてきたらまたちがってくるかな? ま、ぼちぼち使おう。

今だと、実売価格の安い店で13000円くらいか。クライミング用ヘルメットとしてはやや値段は高いけど、BDが今春にかなり値上げをしたので、相対的にはあまり高い感じがしなくなってしまった。
安いものを買っても、持っていったり、着けるのが面倒になるのでは意味がない
とにかく軽いと携帯も装着も苦にならないので、多少高くても十分にその価値はあると思う。クライミングのみならず、沢にも、普通の縦走にもおすすめできる。

余談だが硬いシェルのメットと異なり、素材の柔らかいシロッコは、昼寝のとき枕にするにもよかった。これもメリットかも。

(※)このコピーがわかる人はおじさん、おばさんです。

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●ハーネス
最近使っているハーネスは、BDのオゾン。

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去年の終わりころ、オクで、約半額で入手した。しかし、Sサイズでウエストはだいたいぴったりなのに、太ももがパンパン。自分は、大腿の筋肉が発達していて、脚が太い。それで、使わずに放置していたのだが、減量で足も少し細くなって使えるようになった。
さすがに高いだけあって、なんとかという技術を使ったオゾンのスワミベルトは、安物のモーメンタムに比べてかなり快適。
モーメンタムは、スワミベルトの上下がテープになっている。ビレイのときにテンションがかかかると、(ハーネスが斜め上に引かれるので)下のテープ部分だけが腰に密着して、違和感というか痛みが出るのを感じた。しかし、一面が均等な素材になっているオゾンでは、そういうことはまったくない。
これも、今期モデルから少し値上げされて、しかも自分が持っているモデルのなかなか綺麗なグリーンから変な黄土色みたいな地味な色になってしまった。
デブ時に買っておいて大正解だった。
ビレイループのベルトがかなり細いので、耐久性が気になるが、当面はこれを使う。

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●ロープバッグ
ロープバッグ自体は、マムートのインフィニティについてきた、大型トートバッグ型のものを使っているが(単体で買うと2000円くらいする)、シートは付属しておらずロープがはみ出しやすいので、汚れている平らな地面ではやや使い勝手が悪い。逆に、取り付きが急斜面だったり、切り立った狭いところでは、使い勝手がいい。取っ手をヌンチャクで木などにつなげておけば、崖下などに落ちてしまう心配もない。

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河又みたいな、取り付きが広くて平らなところでは、ロープシートは、300円くらいのブルーシートを使っている。広いし、ロープの末端が通せる穴も四隅にあるしで、使いやすい。シューズの脱ぎ履きのときはその上に座ればいい。
登攀が登り終わったら、ブルーシートの穴にロープの末端を結び、そのままくるくる丸めて、マムートローブバッグに突っ込む。岩場内での移動のときは、そこにシューズやガチャ、飲み物なども突っ込んで、肩にかけて移動する。
この2つがあれば、十分実用的で何の問題もない。

だが、今期、BDはヘルメットやハーネスを値下げしたのだけど、なぜかロープバックは値下げしている!どういう理由かはわからない。在庫処分なのかな?
今のスタイルで別に困ることはないが、値下げされたので、使っている人も多くて良さそうなスーパースラッカーを買ってもいいかなと考え中。
4000円程度のもの、考えずに買え、って感じだけど。。。
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by seeyou44 | 2014-04-22 03:38 | ギア、ウェア | Comments(0)

いいわけ

そもそもフリークライミングは、道具からフリーな(使わない)クライミングということだから、必要な道具は少ない。
リードクライミングで、シューズ、ハーネス、チョークバッグ(+チョーク)、クイックドロー、ビレイデバイス、ロープ、スリング、クラックをやるならナチュプロ類、程度のもの。ボルダリングなら、シューズとチョーク以外は不要で、人によって、クラッシュパッドが必要なくらいだ。

これらの中でも、使うことによって、積極的に力を与えてくれる道具という意味で、アクティブ(能動的)な道具は、クライミングシューズだけだ。チョークにも、多少その性格はあるが、シューズに比べれば重要度は格段に低い。
そして、そのほかの道具は、安全を確保するために使うだけの、いわばパッシブな役割である。
そのため、積極的に選択が問題になるのは、シューズのみといってよく、あとの道具は最低限の基準さえ満たしていれば、とくにこだわる部分はないし、大きくは変わらない。。
この、(シューズ以外)ほとんど道具にこだわらなくていいといところが、フリークライミングの「美しさ」のひとつだと、私は思っている。

つまり、自分の肉体から生じる力と技術、そして頭脳のみに頼る美しさ、ということだ。

登山や沢登では、とくにテント泊や雪山を登るとなると、フリークライミングとは比べ物にならないくらいの非常に多くの道具=装備品を使うことになる。
厳しい気候条件の中で過ごすのであるから、ウェアも含めた装備の良し悪しが命にかかわることもある。そこまではいかなくても、快適さやパフォーマンスに大いに影響も与える。
だから、道具選びは重要だし、選んだ道具を使ったり、あるいは手入れをしたりするのも、とても楽しい。そのため、ネットでは「山道具趣味」をテーマにしたウェブも広く普及している。また、当然、モノを売りたいメーカーやショップの思惑もあるから、モノにフォーカスしたマスメディアの情報も多い。

道具をあれこれ試したり語ったりするのは、ある程度なら、とても楽しいのだ。、
しかし、モノへのこだわりというのは、それが行き過ぎるとどうしてもあまり美しくない感じがしてならない。
たとえば、装備の「軽量化」という点にしても(これはこれで体力温存につながるので重要ではあるのだが)、お金を無尽蔵に出して最高のものを買えば軽量装備をそろえることは簡単にできる。しかし、それを揃えたところで、美しさは微塵も感じない。
それをどう使って、どう登るのか、というところが大切なのだ。目的は登るということで、登るためにどれだけそれが寄与するのかが、問題でなければならないはずだ。

たとえば、シャネルやグッチなどの、高級ブランドの衣類やバッグを買いそろえたとして、それを身に着けただけでは、美しさは感じないだろう。それを着たり、身につけている人が、どんな振る舞いをするのか、が大切なのだ。なにを目指して、どんなことをしたいから、シャネルやグッチを使うのか。それがなければ、ただのマネキンだ。

軽量化の粋を尽くした道具を身につけている本人が、どうみてもBMI30はあるような肥満体で、ゼエゼエいいながら歩いていたなら、「道具を軽量化する前に、自分を軽量化しろよ」と言いたくなるのは必然であろう。体と道具がマッチしていない。
高価なテントを持っていても、よく整地されたテント場じゃないと設営もできないのでは、自由も美しさもない。つまり楽しさがない。
ブルーシートが1枚あれば、どんなところでも快適な住居を作ることができるよ、という方が、数段自由で美しく、すなわち楽しいスタイルだと、わたしは思う。

その意味でフリークライミングは、道具に頼る面が少ないところがよい。別にクライミングシューズだって、履かなくなっていいのだ。こだわりが無いほうが自由で楽しい。
「これはスラブ用、これはかぶり用、これはクラック用…」などと、いくつも持って使い分けるよりは、「いつでもどこでも1足で登れるよ。シューズなんかに頼らなくても、力と技術があるから」という方が、数段美しいし、かっこいいと感じる。

とはいえ、そこに至るまでには、幾年月の努力が必要であろうか。。。
上記は、自分の目指す理想ではある。しかし、正直言ってヘタレ自分は、理想としては美しさを求めたいと思いつつも、道具に頼ってしまうことも多い。残念ながら。
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by seeyou44 | 2013-02-18 23:42 | ギア、ウェア | Comments(0)

100均のすぐれもの2・ソーラー充電ライト

太陽電池で充電可能なLEDライト。
非常に軽量コンパクトで、びっくりするほど明るい。
写真ではそれほど明るくないように見えるかもしれないが、これは室内灯が明るいためで、実際には発光部を直視できないほどの明るさだ。

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by seeyou44 | 2012-05-15 17:20 | ギア、ウェア | Comments(0)

100均のすぐれもの1・パチティパス

ほんとは、シューズとかウェアとか買って、あれこれ「モノがたり」をしたいのだけど、なにしろスーパー貧乏なので、そうそう高価なモノは買えない。
そんなぼくの味方が100均。飲食料から、日用雑貨まで、100均には大変お世話になっている。
山やクライミングで使えそうなものなども意外と売ってるんだよね。

先日はこんなものを見つけた。ずばり、パチモノプラティパス。
写真の右側が、本物プラティパス。長年使っているので、ちょっと変色している。
左が100円プラティパス。3.4Lも入る。2リットルくらいのものも売っていた。

本物に比べると、耐久性がどうなのか、という心配はあるが、とりあえず水をいれてぎゅーぎゅー押してみても問題はない。長期間使ったらどうなるかわからないが、100円なら、ワンシーズンごとに買い換えればぜんぜん問題ない。むしろ、いつも新品が使えて気持ちいいくらいだ。

ただ、100均はよほどの定番商品じゃないかぎり、商品の入れ替えが激しいから、入手できなくなる可能性はある。
今のうちに10個くらい、大人買いしておこうかな。。。
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by seeyou44 | 2012-05-06 23:17 | ギア、ウェア | Comments(0)