おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

カテゴリ:ギア、ウェア( 21 )

インスティンクト2号購入

XS Grip2ラバーは、柔らかくてフリクションがよく、使い勝手はよいのだけど耐久性にはやや劣る気がする。
同ラバーを使っているインスティンクトのソールも、早くもつま先が怪しくなってきた。
液体チョークの「ボルダーX」(T-wallでは売ってない)を買いに神保町の石井に行ったところ、セール箱にインスティンクトが何足か放り込まれていた。確認したら、自分のサイズ(38)があった。セールといっても、たった15%引きにしかなっていないので、ちょっと迷ったが、「スパイダーマン」には必要だと思い、購入。13,600円(+税)。
思ったより硬い。最初はこんなものだったか?

▼左が2号、右が1号。ダウントウがマイルドになっているし、若干伸びている。
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by seeyou44 | 2016-01-08 23:42 | ギア、ウェア | Comments(0)

最近の購入物

最近購入したクライミング関連物品のメモ。
とくに安全確保の道具は、消耗度を推し量るためにも、購入年月は記録しておいた方がいい。

▼ロープとロープバッグ
ベアールフライヤー2(50m)と、BDのロープバッグ・スーパーシュート
ヤフオク購入(8月)。
送料、手数料等込みで、あわせて9000円くらい。これは安かった。
ロープは5回程度使用という中古。見た感じはほぼ新品だった。だが、テンションかけているときなどにカラビナとこすれるとキシキシと音がするのが、ちょっと気持ち悪い。コーティングの具合なのか? 
スーパーシュートは、容量がけっこうあって使いやすい。
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●クイックドロー
BD、ライブワイヤー。5本。ヤフオク購入。
5本セットで、送料手数料等込み11,500円くらい。1本あたり2300円か。長いのは、ペツルを使うので、こちらは短い方担当。といっても、ペツルの12cmよりは長くて、12cmと17cmの中間くらい。
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●クイックドロー
ペツルスピリットエクスプレス17cm。1本。ヤフオク購入。
込み込みで2400円くらい。なんだかんだ言って、一番使いやすい。今まで4本持っていたので、5本になった。普通に買うと高いから、安く出ている時にちょいちょい買い足していくのがよいか。


●シューズ
スカルパ、インスティンクトS(Eur38)。
江戸川橋の現品処分で10,000円ぽっきり。ソールは、XS Grip2とは思えないくらい硬い。この値段なら、履きつぶす感じでも十分だろう。
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by seeyou44 | 2015-10-15 15:39 | ギア、ウェア | Comments(0)

バーチにHF入荷、さらにMi6も!

先日、伊豆ツアーから帰ってきて、ふとシューズを見ると、現在の外岩用本気シューズであるソリューション3号のつま先に、小さな穴が開いていた。外専用とはいえ、10回程度しか使っていないはずなのだが?減りが早い気がするが、こんなものなのかな(足づかいが下手で、すぐ滑らせるからか)。
2号に続いて、3号もリソールに出さなければならなくなってしまった。またお金がかかり、頭が痛い。

ところで、リソールといえば、新年早々嬉しい話題があった。

去年の11月、バーチで、リソール用のラバーとしてステルスHFがずっと欠品中だったことについて、「もうバーチにHFは入手できなくなっている様子」と書いた(1年くらいも欠品していたら、普通そう思うでしょ?)。

http://seeyou44.exblog.jp/21346088/

ところが、これは完全な思い違いだったようだ。
つい先日、バーチのWebサイトで、この1月15日から、HFでのリソールを再開するとの告知があったのだ。バーチ、偉い! 誤解して悪かった、謝る。

HFでのリソールが再開されたことだけでも、大変嬉しいニュースなのだが、さらに嬉しいサプライズが、Mi6ラバーでのリソールも可能になるということ!
これはすごいよね。Mi6といえば、「ガラスでも登れる」が売り物の、ファイブテンが誇る最新の高性能ラバー。自分も、チームVxiを使っていて、その性能は実感している。課題(壁の形状やホールド)によっては、メインシューズのソリューションよりも、明らかにVxiの方が登れると感じることがあるが、それは、Mi6ラバーによるところが大きいだろう。
そのラバーが、リソールでも使えるなんて!

さて、選択の余地が増えたのは嬉しいが、ではどのラバーを選べばいいのか、悩ましくもある。

ラバーとシューズとは、あわせてデザインされなければならないのだろうし、また、実際そうされているのだろう。だからこそ、ファイブテンもスポルティバも、数種類のラバーを使い分けているのだ。

だから、単に「フリクションがいい」ラバーにリソールすれば、シューズの性能がアップするかといえば、そう単純なものでもないのだと思う。

また、そもそも「フリクションがいい」と簡単に言うが、その「フリクション」の概念にも種類があると、以前、ファイブテンの社長が話している記事があった。
フリクション(摩擦)は、2種類の物質の間で生じるものなのだから、一方(ラバー)だけでは決まらず、もう一方(岩)の物質特性も影響すると考えるのが、自然であろう。

たとえば、冬の石灰岩と、夏の花崗岩とでは、適するラバーも違ってくることが十分にありえる、ということだ。

さらに、荷重(クライマーの体重や壁の傾斜)も関係するだろうし、コスト(耐久性)の問題もある。
自分の場合、ジム用シューズなら、フリクション性能よりも耐久性を重視して、C4かオニキスをチョイスする。

シューズ自体のデザイン、ラバーのフリクションとコスト、岩質、壁の傾斜、体重、そういった要素がすべてあいまって、シューズ(とラバー)の良し悪しが決まる、ということだ。こう考えてみると、この最適解を事前に求めるのは、実際は不可能であろう。

そこで、結論としては、「実際に履いて、岩を登ってみた感じで決める」ということ。平凡であるが、やっぱりこれが一番。というか、それしかない。

HFについては、これまでソリューションで使っていて、その性能の高さはわかっている。いま、たまたまだが2号と3号を同時にリソールに出せるので(その方が安くなるし)、一方をMi6でリソールして、違いを確かめてみたい。
楽しみだ。
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by seeyou44 | 2015-01-14 13:48 | ギア、ウェア | Comments(0)

ロープの洗濯

なにしろ、自分はホームレスで、職場の隅で寝泊まりしている身分である。
当然だが、職場にはバスルームなど、ない。

しかし幸いなことに、割と近くに銭湯があり、また、体育館を使えばシャワーも浴びられるので、身体を洗うことについては、さほど困らない。若い女性ではあるまいし、毎日シャワーを浴びたいわけでもない。

ただ、たまに浴室でなにか作業をしたい、と思うことがあり、そういうときは困る。たとえば、ロープの洗濯だ。
外用ロープのインフィニティ(60m)は、以前、コインランドリーの洗濯機で1回洗ったのだが、あまり汚れが落ちなかった。やはり手洗いで丁寧に洗いたい。しかし、キッチンの流しでは狭くて洗えない。

そこで、正月に親の家に挨拶に行くついでに、ロープを持っていき、浴室を借りて洗うことにした。親が住んでる家は、自分が学校を卒業し、家を出てだいぶ経ったあとに引っ越したマンションで、自分はそこで育ったわけではない。だから、「実家」という感じはしない。あくまで親が住んでいる家にお邪魔する、という感じだ。それでも、頼めば風呂場くらいはだまって貸してもらえるから、親というのはありがたいものである。

さて、ロープワークの高度な技術やギアの検証、評価については「特殊高所技術の広場」(以前は「ロープアクセス技術の広場」という名前だった)が、恐らく日本でもトップレベルの充実した情報を発信している。
産業利用での話がメインなのだが、ロープクライミングをするクライマーもチェックしておいて絶対に損はない。ロープやスリング、ギア類のレビューや使い方の紹介から、普通はできないような耐久実験まで、興味深い記事が満載である。おすすめ。(最近、しばらく更新がないのが残念だが)。

このサイトで、ロープの洗濯についてのエントリーがあった。
http://blog.livedoor.jp/rope_access_eng/archives/600629.html

この記事を参考に、100均でシューズ洗い用のブラシを2本買ってきて、外皮を洗った。乾かすのには丸々2日間かかったが、気持ちよくピカピカになった。

ただ、柔軟剤処理を忘れていてしなかったら、けっこう固くゴワついた感じになってしまった。柔軟剤は使った方が良さそう。

▼100均で靴洗いブラシを2本購入
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▼2本のブラシを重ねて、真ん中の隙間にロープを通す
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▼こんな感じで巻きつけると、接触面積が大きくなり、汚れが落ちやすい。端から端まで、2往復くらいした。
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▼お湯を溜めて、もみ洗いもした方がいい。お湯は、かなり汚れるので、3、4回替えた。最後に柔軟剤処理をした方がよいが、忘れていた。
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by seeyou44 | 2015-01-05 19:05 | ギア、ウェア | Comments(0)

ソリューション4号入手

ヤフオクに、ほぼ試着のみという中古のソリューションが出ていた。ちょうど自分のサイズ(EUR37)だったので入札したら、落とすことができた。オークションはどうしても運、不運があるが、今回は運よく、送料を入れて約11,000円と、非常に安価で買えた。
これでソリューションは4足目になる。ちょうど、外岩メインで使っていた2号(ステルスHF改)のソールが減ってリソール時期になっていたし、初代ももう寿命が近づいている感じなので、タイミングもちょうど良かった。

これまでのマイソリューションの履歴を記しておく。

●初号:2010年11月、海外ショップから個人輸入で購入。
値段は不明だが、円高時代だったので日本で買うよりはかなり安かったはず。リソール3回(HF→オニキス→C4)。今のジムでのメインシューズ。さすがに剛性は落ち、全体に伸びているし、さしものP3システムも3回のリソールでへたってきて、ソールはほとんどフラットに近くなっている。
しかし、逆にそのことで、ジム用としては使いやすくなっている。長時間履きっぱなしでも平気。30分は履いていられる。
ベルクロテープは補強しているが、それでももう切れそう。まあ、切れたら縫えばいいだけだが。
甲はステルスペイントキットで、自分でラバーコートしたが、あまり意味はなかった(トウフックをほとんど使わないため)。
4年も使っているのだから、十分に元は取れていると思う。よく言われることだが、やはりスポルティバのシューズは作りがしっかりしていると思う。
ちなみに、何度も水洗いしているが、別に問題は感じない。

●2号:2012年2月、ヤフオク購入。
送料込みで13,500円だった。最初期タイプ(ソールが、悪名高い刻印つきのXS GRIPだったもの)、リソール1回(HF)。リソール後、今日まで外岩メインシューズ。小川山の花崗岩スラブでも、河又の石灰岩でも、HFリソールのソリューションは最高だった。
外岩本気用として大切に使ってきたが、ついにつま先が減って、穴が開いてしまった。もちろんリソールはするが、もうバーチにHFは入手できなくなっている様子なので、今後は2度とこの組み合わせのシューズは作れないだろう。HFのフリクションを、2度と味わえないかと思うとちょっとさびしい。
なお、個体差なのか、最初から若干サイズがゆるめだった。

●3号:2013年5月、ヤフオク購入。値段は記録がなく不明。たぶん、15,000円くらいだったと思う。
2号(HF改)亡き今、これからの外岩メインシューズになる。ベルクロテープに、100均の携帯ストラップのテープを接着して二重化している。しかし、後から思ったのだが、二重化するよりテーピングテープを巻いた方が、保守が簡単なので良かった。
1号、2号よりもちょっとだけきつい感じ。

●4号:今回購入。なぜかこれまでの中で一番きつい感じ。だんだんきつくなってるのか?たまたまの個体差か?
最初はビニールをつけて足を入れても、5分くらいで足先の締め付けが痛くて履き続けられなかった。が、それを何度か繰り返していたら、普通に履けるようになった。
ソリューションは、足先が締め付けられて痛いという声をたまに聞く。しかし、足型にもよるのだろうが、けっこう伸びるというか、馴染むと思う。チームファイブテンとかドラゴンは、どうあがいてもなじまなかったが、ソリューションはそれらに比べればかなり馴染みやすいと感じた。
自分はソリューションがぴったり足にフィットする「ソリューション足」。ミウラーも、パイソンも、なぜかダメだったが、ソリューションは実にフィットする。ソリューションがあれば他のシューズは当面いらない。


▼左上の初代~右下の4号。いずれもサイズはEUR37。ちなみに、一度36.5を入手して試したことがあったが、きつすぎた。
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▼左の未使用4号と比べると、右の初号はほとんどフラットソールになっている。だが、それはそれでいい感じ。あと何回リソールできるかな?
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by seeyou44 | 2014-11-28 23:59 | ギア、ウェア | Comments(0)

何を着るか(2)パンツ

春・秋のアウトドアクライミングでは、2年くらい前から、TNFのバーブパンツを愛用している。さかいやのバーゲンで、8000円くらいで買えたのではないか? 今の定価は14040円だから、だいぶ安かった。黒色は好きではないのだが、これしかなかったので仕方ない。
このバーブパンツの特徴はとに各ストレッチ性が高いこと。どんなムーブでもストレスを感じることがない。細身のシルエットとあいまって、クライミングに非常に使いやすい。

素材は目の詰まった防風性の高い生地で、若干の撥水性もある。真冬以外は寒さは感じない。逆にアプローチで長く歩くとき(といっても河又のアプローチくらいだけど)は、暑さを感じるくらい。
サイドポケットにはファスナーがついており、さらに太ももの外側にベンチレーション用のファスナーがある。暑くなったら解放すれば、だいぶマシになる。

もっとも、太もものベンチレーションファスナーは、金具がハーネスと少し干渉して、若干太ももを傷つける。一長一短だ。(同じ理由で、太ももにポケットがついた、いわゆる「カーゴパンツ」はクライミングには不適だと思っている)

ところで、このパンツのサイドポケットのファスナー部分は、本体の生地に縫い付けられているのではなく、融着になっている。先日気が付いたら、この融着がはがれてきていた。つまり、ファスナーの横に、穴が空いてしまった状態だ。
たぶん、このあたりもハーネスのウエストベルトと干渉して、傷みやすいのかもしれない。しかし、そんなに回数を履いていないのに、剥がれてくるというのはいただけない。

ゴールドウィンに電話をすると修理可能だというので、「さかいや」に持って行って、修理を依頼していた。
それが上がってきた。再融着はできないようで、縫いつけられているが綺麗に仕上がっている。かえって、丈夫になってよかったかも。
ちなみに、修理代は無料だった。サービスが良いと思う。

以前にパタゴニアのR2で、襟の付け根がほつれてしまったときも、無料で修理してもらった。
アウトドアメーカーの衣類は高価だが、こういった修理などのアフターサービスも含めて「道具」として使っていくという考え方であれば、不当に高いというわけでもないと思う。(クライミングシューズは、不当に高いと思う。修理してくれないし)。

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「以前に何を着るか」というエントリで、冬場のジャケットの話を書いた。
http://seeyou44.exblog.jp/17869914/
トップのウェアが問題になるのは、主に冬場で、暖かい季節はタンクトップかTシャツでいいから、とくに語るべきこともない。

ボトム、つまりクライミングパンツについても、ジムなら何でもいい。ロングだと暑いことが多いから、7分丈かショートパンツで、軽くて動きやすいもの。

ツイッターで、クライマーの皆さんが、ユニクロの「ステテコ」がクライミングパンツにいい、という話をしていた。ストレッチ性はなさそうだが、軽さは抜群のようだ。早速Webサイトでチェックすると、「軽い 涼しい 気持ちよい」とあり、なかなか良さそう。軽い、涼しいは、クライマーにも必須の要素だ。価格は790円!moonのサイファーパンツの10分の1。
この値段なら、うるさいことは言うまい。一度試してみたい。

外で履くパンツは、好みがいろいろあると思うが、自分は

・ストレッチ性が高い素材
・適度にタイトフィット
・余計なポケットやフラップなどがなく、シンプル
・7分丈もしくはロング(足の保護のだめ)
・軽い(プラス、できれば丈夫)

といったあたりを重視する。
いくら「立体裁断」といっても、ルーズフィットなのは膝にまとわりつくのでうっとうしい。それより、生地自体にストレッチ性がある方がずっといい。ムーンのサイファーパンツというのも持っているが、これは見た目はかっこいいのだが、ストレッチ性がなくて、登りにくさを感じるときがある。

で、この条件を満たす究極のクライミングパンツはなにかと言われれば、やっぱり「タイツ」ということになるんだよね
。しかし、今の時代にタイツでクライミングというのは、いくら“フリーダム過ぎる男”と言われることの多い自分でも、ちょっと躊躇する。
CW-Xのようなサポートタイツの上にショートパンツを重ねるというトレランスタイルなら不自然ではないが、それならショートパンツだけの方がずっといい。
いいのは、あくまで「タイツのみ」というスタイルだ。やってみれば、案外サマになるのかなあ?

かつて、80年代のフリークライマーは全員タイツを履いており、クライミングの実力より、タイツの柄の派手さを競い合ったそうだが(by 北山真)、またクライミング界にタイツブームが訪れないだろうか?
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by seeyou44 | 2014-07-16 18:00 | ギア、ウェア | Comments(0)

たまにはギアネタを

ギアネタは、さほど好きではない。
なぜなら、ギアは金があれば買えるものだから。
金があれば買えるものなど、語るべきたいした価値はない。
外岩であれ、ジムであれ、「登ること」自体は金では買えない。だからこそ、語るべき価値がある。

などとカッコつけてみたところで、自分がギアを購入する際には、他人のレビューを参考にすることが多いのも事実。
一方的に情報を受け取るだけでは、申し訳ない気もする。自分でもささやかながら発信することで、他人の役に立つことがあるかもしれない。せいぜい、他山の石としかならないかもしれないが。。。

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すでにみなさんご存知であろうが、この3月~4月にかけて、消費税の増税にあわせるかのように、クライミングシューズメーカー各社が価格を引き上げている。
消費税値上げ分だけなら3%のはずだが、それをはるかに上回る値上げで、いわく「円安のため?」
じゃあ、特にファイブテンさんに聞きたいが、80円/ドルを切るような円高のとき、値下げしたんか! たしかに、スポルティバさんは、円高のときに少し値下げした。多分に、内外価格差が大きすぎて個人輸入を防ぐための防衛的なものであったにしろ、一応値下げしたことはした。しかし、ファイブテンさんは。。。
はっきり言って、かなり舐められてますよね、日本のクライマー。
それから八王子の某リソールショップ。ここも消費税増税にあわせてリソール料金10%値上げの「価格改訂」(他の作業ではさらに高い改定率になっているものもある)。
こういうのって普通、「便乗値上げ」って言うんじゃないのかしらん?

そういうわけで値上げ前の3月中にリソールに出していたソリューションが、約1か月をかけて戻ってきた。
時間がかかるのは、ま、仕方ないだろう。自分は「仕事が遅い男」として有名なので、人の仕事が遅いことは、あまり気にならない。どうせ早かれ遅かれ死ぬんだから、そんなに焦るなよ、って感じだ。
アマゾンさんなんて注文した当日に商品が届くとか、やりすぎだろ、"馬鹿じゃねーの"、くらいにしか思わない。そうやって、どこもかしこも無駄で過剰なサービスを蔓延させようとするから、ブラックな労働環境がはびこるんだろう。みんなもっとだらけていいよ。
便乗値上げは気になるけどね。

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●シューズネタ1
さて、ここからが本題だが、このソリューションは今回で3回目のリソール。HF→オニキスときて、今回はC4にしてみた。本当はHFが良かったのだが、バーチには去年の夏からHFが入荷していない。
ファイブテンが、アディダスに買収されたことが関係あるのだろうか?
実際、シューズメーカーにしてみれば、リソールなんかされたら、その分シューズが売れなくなるのだから、面白いことではないだろう。ビブラムのようなラバーを売るのが本業のメーカーならともかく、ファイブテンはシューズが本業だ。C4のような陳腐化した製品ならともかく、HFのような、差別化の源泉になる高性能ラバーを他社に卸すことに消極的になるのは、当然のことのようにも思える。
これだけ長期間在庫切れが続いていることとあわせて考えると、今後も入る可能性は低いのではないかという疑念がわく。

まして、最新のMi6がリソールラバーとして使われる可能性は、限りなくゼロであろう。

(関係ないけど、チームファイブテンの黒い奴は、マイナーモデルチェンジして、ソールがHFになりましたね。結局、ミスティークというラバーは失敗作だったということ?)

そこで気になるのは、いま使っているVXiの寿命だ。
現状では、Mi6ラバーは、フリクションがよい割には、意外と減りが少なく、もちが良いという印象である。しかし、いずれはソールが寿命を迎えるであろう。その時にどうするか?
アッパーも極薄素材だし、ランドも入っていないようなので、全体に耐久性は低いだろう。わざわざ7000円ほど支払って、より性能が劣るC4にリソールするのか?(そもそもリソールが可能なのだろうか?)
それとも、21600円(10%オフで買えるが)で新品購入か? 貧乏な自分には、非常に悩ましい選択だ。物理的に可能なら、1回はリソールをしてみるだろうが。

今回3回目のリソールをした初代ソリューションは、2010年11月の購入。すでに3年半も履いていることになるもちろん、これだけをずっと履いているわけでないが、長持ちしている。足にぴったり馴染んでいて、ジム用としては最高。自分でラバーコートしたアッパーは、十分丈夫で、まだ1,2回はリソールできそうだ。
ソールの残りがたっぷりのうちなら、外でだって十分通用するだろう。外では石灰岩が多いので、フリクション重視でHFリソールの2代目を使っていたが(VXiが来る前まで)、アップ用ならこれで十分。
そう考えると、ソリューションはコストパフォーマンスは高いなあ。
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●シューズネタ2
「値上げ前に」と思って購入したパイソン(EUR36)。
伸びる伸びると誰もがいい、ソリューションが37ならパイソンは1サイズ小さい36でちょうどいいと言われたが、痛くてたまらん。入るけど、登れるけど、ピッチピチ過ぎて「足裏感覚」など皆無。。。1回ジムで履いて、あきらめた。
N村氏は、「一ヵ月くらい痛くてたまらないけど我慢して履いて伸ばす」と豪語しているが、そこまでして伸ばすなら、最初からハーフ大きいのを買った方がいいのでは、と思ってしまう。
また、このシューズもミウラー系のラスト(足型)だと思うが、やっぱりミウラー系は、自分の足形に合ってないような気がする(ソリューションは、ミウラー系とは少し違う。先がセンター寄り)。
また、ちょうど同時期にチームVXiを手に入れて、そのあまりの柔らかさと快適さを知り、どうしてもそれと比べてしまうということもある。

シューズに関しては「柔らかい担当(チャートや石灰岩?)」がVXi、「硬い担当(花崗岩?)」がソリューション、「ジム担当」が古いソリューション、で、もういいかと思い始めている。

といいながら、履いたことのないのがオクで出てると、つい買ってしまうのだけど。。。

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●ヘルメットネタ
ところで、昨日の河又では、オレンジ色の憎いやつ(※)「シロッコ」を初実戦投入。

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やはり軽い。まじで軽い。重さはまったく気にならない。
そして装着感も良い。通常のヘルメットでは頭に着く部分がやや硬いベルトだが、シロッコでは布のテープ(ひも)で、こすれる感じが少ない。軽いから、頭を前後、左右に振っても、ずれがほとんどなく、ぴったりと追随してくれる。

だが、自分の場合、ずっとつけていると、頭皮が少しかゆくなるのが気になった。これは帽子をかぶっていてもなるので、たぶん皮膚が過敏なのだと思う。だから、帽子も嫌いだし、通常のヘルメットはもっと嫌いだ。シロッコは、帽子や通常のヘルメットよりは密着感が少ないのだが、やっぱり皮膚の違和感が、ちょっと気になる。それで、後半の登りでは、脱いでいた。慣れてきたらまたちがってくるかな? ま、ぼちぼち使おう。

今だと、実売価格の安い店で13000円くらいか。クライミング用ヘルメットとしてはやや値段は高いけど、BDが今春にかなり値上げをしたので、相対的にはあまり高い感じがしなくなってしまった。
安いものを買っても、持っていったり、着けるのが面倒になるのでは意味がない
とにかく軽いと携帯も装着も苦にならないので、多少高くても十分にその価値はあると思う。クライミングのみならず、沢にも、普通の縦走にもおすすめできる。

余談だが硬いシェルのメットと異なり、素材の柔らかいシロッコは、昼寝のとき枕にするにもよかった。これもメリットかも。

(※)このコピーがわかる人はおじさん、おばさんです。

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●ハーネス
最近使っているハーネスは、BDのオゾン。

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去年の終わりころ、オクで、約半額で入手した。しかし、Sサイズでウエストはだいたいぴったりなのに、太ももがパンパン。自分は、大腿の筋肉が発達していて、脚が太い。それで、使わずに放置していたのだが、減量で足も少し細くなって使えるようになった。
さすがに高いだけあって、なんとかという技術を使ったオゾンのスワミベルトは、安物のモーメンタムに比べてかなり快適。
モーメンタムは、スワミベルトの上下がテープになっている。ビレイのときにテンションがかかかると、(ハーネスが斜め上に引かれるので)下のテープ部分だけが腰に密着して、違和感というか痛みが出るのを感じた。しかし、一面が均等な素材になっているオゾンでは、そういうことはまったくない。
これも、今期モデルから少し値上げされて、しかも自分が持っているモデルのなかなか綺麗なグリーンから変な黄土色みたいな地味な色になってしまった。
デブ時に買っておいて大正解だった。
ビレイループのベルトがかなり細いので、耐久性が気になるが、当面はこれを使う。

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●ロープバッグ
ロープバッグ自体は、マムートのインフィニティについてきた、大型トートバッグ型のものを使っているが(単体で買うと2000円くらいする)、シートは付属しておらずロープがはみ出しやすいので、汚れている平らな地面ではやや使い勝手が悪い。逆に、取り付きが急斜面だったり、切り立った狭いところでは、使い勝手がいい。取っ手をヌンチャクで木などにつなげておけば、崖下などに落ちてしまう心配もない。

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河又みたいな、取り付きが広くて平らなところでは、ロープシートは、300円くらいのブルーシートを使っている。広いし、ロープの末端が通せる穴も四隅にあるしで、使いやすい。シューズの脱ぎ履きのときはその上に座ればいい。
登攀が登り終わったら、ブルーシートの穴にロープの末端を結び、そのままくるくる丸めて、マムートローブバッグに突っ込む。岩場内での移動のときは、そこにシューズやガチャ、飲み物なども突っ込んで、肩にかけて移動する。
この2つがあれば、十分実用的で何の問題もない。

だが、今期、BDはヘルメットやハーネスを値下げしたのだけど、なぜかロープバックは値下げしている!どういう理由かはわからない。在庫処分なのかな?
今のスタイルで別に困ることはないが、値下げされたので、使っている人も多くて良さそうなスーパースラッカーを買ってもいいかなと考え中。
4000円程度のもの、考えずに買え、って感じだけど。。。
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by seeyou44 | 2014-04-22 03:38 | ギア、ウェア | Comments(0)

クライミングメモ34(ジム29、TW江戸川橋26、パス44)リソールソリューションが戻ってきた

キツキツだったTeam5.10(7.5)を履けるようにしてくれたファイナル・ウェポンについて書こうと思っていたが、バーチからリソールされたソリューションたちが今日戻ってきたので、先にその件について書いておく。

今回、2足のソリューションを同時にバーチに送った。同時に2足以上を送ると、1足につき500円、つまり2足で1000円の割引となる。これは大きい。
完全に穴が開いてしまった1号はともかく、2号はもう少しもちそうな感じではあったのだが、そういうわけで一緒に送ったのが、2月の20日。
以前リソールに出したときは、1週間くらいで戻ってきた記憶があるが、今回はちょうど2週間で戻ってきた。バーチさんも商売繁盛のようで、結構なことだ。

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<大きな穴の開いた1号。すでに1回、HFにリソール済み>


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<微妙な穴の2号。まだもちそうだが、エッジも完全になくなってるので、リソールした>


しかし、自分の本気シューズを2足とも送ってしまったら、外岩本気トライで履く靴がなくなる。
まあ、ぼろぼろミウラーVS(つま先に穴が開いてる)でも、ゆるゆるモカシムでも、たぶん実際の性能はそんなに違いはないのだろうが、気分はだいぶ違う。
たかが気分と言うなかれ。外岩本気トライでは、この「気分」が結構重要なのだ。実際はともかく、少なくとも「シューズがよくないかも?」という心配があるとないとだけでも、かなり登りに影響してくる。外岩本気トライでは、どんな小さな心配も除いておくことが大切だ。
そういうわけで、ソリューションリソールの間、なかば無理矢理、Team5.10をなじませて、おかげで「小作人」が登れた。

ソールのラバーを何にするかは、ちょっと迷った。
手堅いのは、両方ステルスHFだろう。1号の最初のリソールはHFにして、外岩のメインとして活躍してくれた。石灰岩でも、小川山の花崗岩(あばたもエクボ!)でも、十分に助けてくれて、性能にはまったく不満はなかった。が、減りやすく、若干コスト高であるとは思った(たかが知れているが)。
この1号機は、10年10月に購入してから1回のリソールを経て、ずっと本気シューズとして使ってきたから、本体がだいぶヘタってきている。今後は、外岩本気用というより、ジム用やアップ用にしようかと考えた。
ジム用であれば、フリクションよりコスト面を重視したい。
正直、ジム靴として使うなら、現代のソールであれば、フリクションの違いなど、ほとんど関係ないと思う(自分が登る程度のレベルの話。高難度の世界は知らない)。

もちろん、ジム靴として特化するなら、長持ちを考えてC4の5ミリでもいいのだろう(通常は4ミリ。HFは3.5ミリ)。以前モカシムをリソールしたときはC4の5ミリをチョイスした。しかし、ただでさえP3のせいでぼってりと厚いソリューションの足裏が、5ミリのソールでさらに厚くなるのはちょっと避けたい気がする。
そこで、オニキスをチョイスした。
ミスティークが選べるならミスティークにしたかったが、残念ながらバーチリソールの選択肢として用意されていない。
(Team5.10を履いてみて、ミスティークはけっこう気に入った)

また、夏場の花崗岩ではHFよりオニキスが最適とも聞くので、それを試してみたい気もした。

とどいたシューズを見比べてみると、HFにした方が、ソールの周囲が厚い。
もっとも周囲は本体をくるむように圧着するだろうから、これは見かけだけだろう。中に手を入れて押したりしてみると、HFの方が若干薄い感じで、たしかに柔らかい。
また、不思議なことに、1号の方が2号よりもきつい。1号を最初にリソールしたとき、ちょっときつくなって戻ってきたと感じたのだが、2号ではそんなことは感じなかった。もともとの個体差なのだろうか?


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<HFにした2号(写真下)の方が、ソール中央の窪みが強い。両方新品のソールだが、指で触って比べてみると、確かに違いを感じて、HFの方が柔らかく、粘りも感じてフリクション性能が高いことが実感できる。>


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<HFにした2号(写真左)の方が、ラバーが厚いように見えるが、おそらく周囲だけのことなのだろう>


なお、1号は、ランド(つま先)部分も減っていたようで、ランドを「おまかせ」にしていたら、両足とも修理されてきた。バーチの技術は確かなもので、ランド修理にもまったく不安はない。
また、費用については、1号はソール張替え5000円+ランド修理600×2で、6200円。
2号はソール交換だけなので5000円だ。計11200円(返送送料込み)。安くはないが、しっかりエッジがたったソールや、かっちりと復活したランドを見れば、決して高くはないと思う。
少なくとも1年は使えるだろう。


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<しっかりとしたランド修理。はがれる心配はない。なお、1号のトウには汚い追加ラバーが設えられているが、これは自分でステルスペントキットを使って塗りつけたもので、バーチの仕事によるものではない。念のため>


さて、本日さっそく江戸川橋で1号を試してみたところ、Team5.10のソールが(ミスティークラバーと馬蹄形のシャンクがあいまって)かなり薄くてハリがあるもので、しばらくこちらを履いていたせいか、久しぶりのソリューションは足裏のダイレクト感が少なく感じて、違和感があった。
慣れかもしれないが、Team5.10の方が、足裏感覚はよく、ソールも良い感じがしてきた

また、このところ、幅が狭くサイズが小さすぎるTeam5.10に無理矢理足を突っ込んでいたせいか、幅広のソリューション(とくに2号)は、若干緩く感じた。
もっとも、このあたりは、慣れの要素が大きいのだろう。しばらくソリューションを履いていれば、またこっちに慣れると思う(でも、ソリューションの36.5を、1足買ってもいいかとも思う)。
そして、なにより、Team5.10は、いまだに若干痛みを感じることがあるが、ソリューションではそれがまったくない。足全体をぴったりと包むこむ感じは、ソリューションならではの素晴らしさである。

今後、外岩でソリューションとTeam5.10を使っていくのが楽しみだ。双方の特徴を活かした使い分けができるようなクライマーになりたい。

本日の江戸川橋、S木さん、N野さん、E藤さんと。赤11aでアップの後、ハング黄色11d、再登なのにホールド見落として1テン(アルツか?)、垂壁右黒11c、再登なのに、ムーブ間違えて1テン(やはりアルツ?)。今日はリソールシューズの確認が目的なので、この程度。
E藤さんは、赤11aを登って初イレブンということでおめでとう。若者はどんどん成長していく。1年後は自分より登れるようになってるんだろうなあ。。。
ま、その悲哀にはすでに慣れっこてですけどね^^;
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by seeyou44 | 2013-03-05 23:59 | ギア、ウェア | Comments(0)

今度はこれ

「退屈なこの国に エアメールが届く~」
名曲です。

さて、先日捕えた龍はきつすぎて、さっさとあきらめた。ヤフオク川に放流し、新たな飼い主へ拾われていった。

ふと思い出したが、Moosejawのポイントがいっぱい余っていた。サイトにアクセスして確認すると、3分の1くらいが期限切れで失効。。。もったいない。
それでも、200ドル分くらいのポイントが残っていた。
ソリューションやパイソン、あるいはドラゴンの大きいサイズなど、他に欲しいシューズはあるが、いずれもサイズがない。興味のあるシューズでサイズが会いそうなのは、Team5.10しか在庫がなかった。
サイズはUS7.5。

直接日本には発送してくれないので、パンツと一緒に輸入代行を使って送ってもらって、手数料等は約5000円。ポイントで入手したから手数料を払ってもいいが、普通に買うなら、日本で買った方が安い。最近の円安では、なおさらだ。

7.5でもどうかと思ったが、タダだから、だめなら売ればいいやと気楽な気持ちで注文した。

しかし、きつい。。。きついというか、どうも足型があってない気がしてきた。長さはジャストなのに、幅が狭すぎるのだ。やっぱりファイブテンのシューズは、足に合わないのか。。。

シューズの箱に書かれている言葉、ファイブテンからのメッセージが、痛い。

Don't Fit Your Shoes Too Tight.

俺のために書いてくれてるような言葉だ。(おまけでついてきたシールの意味は??)
でも、慣らせばなんとかなりそうな感じもある。

とりあえず慣らしてみて、それでもだめならまた放流すればいいや。

ミスティークはちょっとすべる。
一皮剥けると良くなるということだけど、ほんとかな?

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by seeyou44 | 2013-02-27 19:07 | ギア、ウェア | Comments(0)

何を着るか(1)

いいわけも済んだし、モノについてちょっと語りたい。

クライミングの中でも、フリークライミングにおいては、ウェアの重要性は低い。登山やアルパインクライミング、アイスクライミングと違うところだ。ワイドクラックやチムニーがあるなら、生地の丈夫さは大切かもしれない。それ以外では、軽くて動きやすい服装なら、なんでもいい。
夏はランニングシャツ(or本気シャツ=上裸)、春秋は半そでTシャツ。初春、晩秋は、長袖Tシャツで、無問題。ボトムは、いずれもショート~七部丈のパンツでよい。
ただし、冬だけはちょっと考えなければいけない。

長T1枚で寒いようなら、上に防寒着を着なければいけないが、いろいろな選択肢が考えられる。
ウェアの性能にはさまざまま項目があり、それぞれがトレードオフの関係になっている(たとえば、防風性が高ければ透湿性は低い)ので、用途によってなにを重視するのかを考えなければいけない。

フリークライミングで使うなら、自分が重視するポイントは、
・動きやすさ(ストレッチ性、袖口のベルクロ留めなど)
・軽さ(当然)
・防風性(寒いときは、たいてい風も強い)
・保温性(気温が5度を下回る場合など)
・フィット感(だぼっとしているのは、足元などが見づらくなる)
あたりだと思う。

逆にあまり重要でないポイントは
・透湿性(シングルピッチのフリーなら、そんなに汗をかくことはない)
・撥水、防水性(雨がふったら登らないので)
・フード(頭の防寒はアウターか帽子にまかせる)
だろうか。

まずフリースはNGだ。だいたい、冬で寒いときは多かれ少なかれ風もあることが多い。風をスカスカに通すフリースでは力不足である。防風性は、かなり重要な要素だ。また、フリースはどうしてもダボつくので、足元が見づらくなる。

適正があるのは、ストレッチ性のある生地をつかったウインドブレーカー、または、薄手のソフトシェルジャケットで、フィット感のあるタイトなデザインのもの。寒さがさほど強くなければ、これでいい。
ちなみに、アンダーにはモンベル・ジオラインなどの保温性の高いウェアを使うといい。ジオラインは、普通の長Tと違って、もろに「下着」というデザインなので、1枚で使うのは躊躇するが、下着に使うには軽くて暖かくて最高だ。

自分は、薄手ソフトシェルはパタゴニアのシンプルガイドジャケットを愛用しているが、この製品のよいところは、
・ストレッチ性が高く、大変動きやすい。
・体にぴったりフィットするタイトデザイン(足下やハーネスが見やすい。胸元がだぶついたデザインだと、ハーネスからヌンチャクを取るときなど、見づらくて困る)
・かなり長めの袖丈(腕の動きを妨げない。ただしサイズによっては長すぎる)
・ベルクロ止めの袖口(非常に重要。自分は手首が細いので、袖口がルーズだととてもうっとうしい)
といったところ。

一方で欠点は、
・値段が高い(ヤフオクをまめにチェックしていれば、けっこう安く手に入れられる)
・襟が高すぎる(当たってのどが痛い。これは防風性のためだと思うが、そもそも保温性の低い設定なので、そんなにこだわるところではないだろう)
・やや重い(ウインドブレーカーと比べれば)
・防風性がやや低い
といったところ。

トレッキングには使ったことがないのでわからないが、透湿性は悪くないと思う。一方で、防風性はストレッチ性のないウインドブレーカーよりはっきり劣る。また、保温性はけっこう低い。
このあたりはトレードオフの関係であり、すべてを満足させる製品はありえないので、用途によって何を重視すればいいかを考え、使い分けるしかない。

ソフトシェルとしては、モンベルのノマドパーカも持っている。こちらは、フード付きなので、ちょっと重いのが欠点。また、シンプルガイドよりも防風性が低い感じがするし、ストレッチ性も低い。その代わり、裏地がフリース起毛素材で、保温性は若干高い。
袖丈や着丈がちんまりしたつくりで、ちょっときつい感じがする。また、袖口がルーズなのが欠点。値段は、モンベルの場合、基本的に定価売りなので、そんなに安くもない。
フリークライミングよりも、アイスクライミングや冬山トレッキングに向いているだろうか。

少なくともフリークライミングで使う場合、フードは邪魔なだけで無用の長物だ。もちろん、ビレイしてる時には寒いのでフードがあった方がいいが、それはアウターで補えばいい。

予想最高気温が10度を下回り、5度くらいになると、アンダー+薄手ソフトシェルだけだと、寒い。自分はけっこう寒がりなのかもしれない。
先日の河又では、シンプルガイドの上に、フリースベストを着て登った。しかし、それだと着ぶくれ感があるし、だぶついて腰元がみづらくなる。
それなら、もっと保温性の高いジャケットを着たほうがいい。

まず考えられるのが、シンプルガイドよりも厚手のソフトシェルだろう。
しかし厚手ソフトシェルは重いのが欠点だ。たとえばパタゴニアでいうと、シンプルガイドはXSの実測値で408g。それに対して、やや厚手のアルパイン・ガイドジャケットは524g(カタログ値)。使ってみたことがないからよくわからないが、保温性はシンプルガイドとそんなに変わらなそうである。
また、かなり保温性が高そうなアズ・ジャケットは、637g。
フリークライミングでは、重さの違いはかなり重要な要素だ。シンプルガイドでさえも、ちょっと重いかな、という感じがあるので、これら厚手ソフトシェルだと重さがかなりのネックになる。
それでも、安く出ていれば、どちらも買ってみたいけど。

パタのナノパフは、まさにそういう用途に作られたものなのだろう。軽いし、防風性はばっちりだ。自分は普段着としてナノパフフーディを愛用している。しっかりしたダウンジャケットに比べれば保温性は低いが、東京の冬のアウターにはぴったりな感じ。
しかし、パタゴニアの製品は、スリムで手足の長い西欧人スタイルを基準としているせいか、サイズ感が微妙だ。
自分は背が低くて腕は短いのに、脂肪が多めで筋トレ好きなせいもあって、ボディは厚い。腕が短くて胸囲やウエストが太いので、「胸囲であわせると袖丈が長すぎるし、袖丈であわせると胸や腹がきつい」という状態になる。
シンプルガイドも、XSで胸はパツパツだ。しかし胸囲がちょうどいいSだと袖丈が長すぎて、明らかに「変」という感じになる。なので、XSを着ている。
ナノパフフーディは、中にフリースを着たりして普段使いをすることもあって、パツパツなのは避けたい。それで、Sサイズにしている。袖丈は長すぎるのだが、完全にアウターの中綿ジャケットなのでそんなには気にならない。
これを着て登るのは、
・フーディーがややうっとうしい
・胸元がちょっとだぼついている
・縫い目が多くて、岩にひっかけるとすぐほつれそう(なぜこんなデザインになってるのだろう?)
という点で、若干使いにくい気がする。
同じナノパフでも、プルオーバーなら、デザインもややタイトだろうし、インナーと割り切って、きつめのXSを選べば、けっこう良さそうだ。しかし、フーディを持っているのに、同じ製品のプルオーバーを買うもの、いまいち気が進まない。そんなに安いものでもないし。

その点、良さそうだと思ったのが、モンベルのU.L.サーマラップジャケット。基本は中綿ジャケットだが、サイドと袖の一部がフリースになっているタイプだ。先日ちょっと試着をしてみたが、体にぴったりとフィットし、ストレッチ性があってとても動きやすい。かなり薄くてぺらぺら感はあるが、暖かさはソフトシェルの比ではない。Mサイズで283g(カタログ値)と、ソフトシェルに比べて驚くほど軽い。袖口がベルクロ留めでないところだけが、唯一惜しい。
これが、最高気温5度以下でのフリークライミングの際に着るには、ベストな製品ではないかと思う。
ただし、値段は12,600円と、ちょっと高い。もっともパタのナノパフの定価に比べれば全然安いが、パタはオークションによく出ていて、じっくり探せば安く入手できるのに比べて、モンベルはあまりオークションにも出ないし、店では基本定価売りなので、実質的には安さは少ない。
実物はぺらぺら感があり、一部がフリースになっていることもあって、結構安っぽい感じなのだ。生地が薄いので、たぶん破れやすい。それを思うと、この値段はちょっと微妙だ。9800円とかなら、即買いなのだが。。。
フリーで使うのは、厳冬期だけに限られるが、普段着にできると思えば、高くはないか?
現在、迷い中。。。
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by seeyou44 | 2013-02-22 01:59 | ギア、ウェア | Comments(2)