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おなかがすいたら登れない(旧)

ネコは空飛び、犬は登る

クライマーのハンドケア(1)

ある程度ひんぱんに登るクライマーにとって、手のケアはかなり重要度の高い事項であろう。
特に齢40代後半になると、身体の回復機能が衰えるから、全身的な疲労はもちろん、筋肉、腱や皮などの部位も、なかなか回復しない。必然的に、こまめなケアが重要となる。
全身疲労や筋肉については、また別の機会に書くとして、今回はハンドケアについて触れたい。

まずは、アイシング。これはハードに登った日は、必ずやった方がいいのはご承知の通りだが、ぼくは、登っている間にもやる。
少しアイシングをするだけで、はっきりとパフォーマンスが変わってくる(手の疲れが取れる)。本気のRPトライの前には、できるだけアイシングをするようにしている。もし氷が使えなければ、最悪、水道の流水にしばらく手をさらすだけでも多少違う気がする。

次いで、指の腱のケア。これにはフィンガーローラー(写真)が必須。登る前と、登った後、これで指をマッサージするとしないとでは、指の疲労がかなり違う。
以前は、手で指をマッサージしていたが、このローラーを使った方が断然マッサージしやすくて効果が高い。
自分の使っているものは、アマゾンで買ったが1000円はしなかった。実は、100均でも売っているのだが、試したみたところ、100均のものはローラーの部分が本体と同じ堅い樹脂素材で、まったく使えなかった。アマゾンで買ったのは、ローラーが適度な柔らかさのゴムで、非常に具合がいい。
たいして高いものではないので、ローラー部分がゴムのものを選んだ方がいい。
クライミングの前後のほか、風呂上りなど、日常的これでマッサージをしていると、指の疲れがだいぶ違う。
すべてのクライマーにおすすめできる。
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by seeyou44 | 2012-11-12 02:48 | クライミング研究


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